釣たらこの原料、はえ縄で水揚げされたスケトウダラ。いかに鮮度がいいかを今日はお話いたします。
ご覧の写真は、岩内のはえ縄のスケトウダラ。入札前に撮ったものです。死後硬直をして、ピンと一本に立っています。それほど、鮮度がいいのです。普通、スケトウダラの映像を見ると、くたらっとして、持つとだらんとしています。さらに、ご覧のような独特な模様も落ちて見ることができません。
魚の鮮度を計る方法に、K値というものがあります。「北のお魚大使」の試験の時に出題された問題でもあります。机の端っこに魚体の半分を置いて、残りの半分がどれくらい曲がるかを計り、その値を計ります。K値は低いほど鮮度が良いとされています。
このスケソはたぶんK値はかなり低いはず。目は黒々。エラは真っ赤。魚の鮮度良好の目印はすべてクリアーしています。いかがでしょう?食べたくなりましたね。