岩内にはニシンを加工して身欠にしんを作っている工場は現在9社存在します。ところが20年数年前は大小50軒以上存在して岩内町の基幹産業でした。
地元ではニシンの漁獲がなくなると、いち早く地元以外のニシンを移入、さらに輸入して、身欠にしんを作りました。その加工技術が改良を加え受け継がれ、日本一の品質を誇る今日の岩内の水産加工業者が存在します。しかし、消費低迷でその数も減少するばかり。
そんな中、岩内の身欠にしんを使った料理、商品を開発して、町興しに名乗りを上げた人がいます。元信用金庫職員の佐々木達也氏。岩内サッポロビール会、岩内海産商協同組合などを後援として、岩内ブランド特産品を生み出そうとしています。
その第一弾として、「岩内にしんフェア」を2015年2月22日(日)に、あづま鮨で試食会が行われます。にしんの歴史を紹介、岩内追分民謡会ソウラン節の披露。前売チケットは1,000円。ビール1杯、おつまみ、寿司3巻、スピードくじまであって楽しめるようです。
まだ日に余裕があるので、こちらの情報は違う機会にお知らせいたします。興味がある方は、お問い合わせください。
20年ちょっとで9社ですか・・・
時代の変化とはいえ、寂しい気がしますね。
岩内の身欠にしんを使った町興し、何か新しい結果が見つかるとイイですね。
こういった記事を拝見する度、企業と地域との共生、食育等の次世代への伝承の大切さを感じます。
余談ですみませんが・・・北海道では、やはりサッポロビールが大半なんでしょうか?
以前、沖縄に行った時、コンビニでオリオンビールがいっぱい並んでいたのを思い出しました。
背番号18さん、こんにちわ。
身欠にしんは、これだけ作っているにも関わらず、地元や北海道での消費は少ないのです。
そこで、もっと地元の人たちに食べてもらおうと、20年前にも「みがこうかい」という町興しがありました。
地道に継続しなければなりませんね。
北海道のビールシェアはどうなのかわかりませんが、サッポロビールは他県よりは多いでしょうね。
ただ、岩内町には、アサヒビール会というものも存在します。
10月4日に行われた水上勉・窪島誠一郎父子の「三行の希い」という碑の除幕式に出て、佐々木達也さんのご挨拶を聞きました。「岩内の海と山が震えるようなご挨拶」とは窪島さんの弁です。同感です。まことに感動的なご挨拶でした。頼もしい方ですね。
佐々木さんには、八興会館での先生としてお世話になっていた時期もあります。
ウオーキングの会を作ったりして、銀行を引退後にもいろいろと活躍されているようです。
uroshi utokaさんには、また「喝!」と怒られそうですが、文学は詳しくなくてコメントできません。ごめんなさい。