岩内にしん商品開発プロジェクトと称し、元北海信金職員の佐々木達也氏が進める岩内の身欠にしんを使った町興し。2月22日に岩内にしんフェアを開催します。
先日、佐々木さんが手作りのにしんフェアガイドブックを持ってきてくれました。このプロジェクトの主旨やにしんの歴史などがまとめられています。その中に「にしんお殿」というキャラクターの解説がありましたので文面そのままご紹介します。
にしん場、繁栄の象徴である「にしん御殿」をもじり「にしんお殿」としました。“チョンマゲにしん”は、伝説ではありますが、大時化の中で遭難の危機にあったとき船頭がチョンマゲを切り落とし大海に投じたら、いつの間にか静まったとのことです。にしん活用により“商売繁盛祈願”としました。背景は、雷電の弁慶刀掛岩です。
と、書かれてありました。我々生産者側が作ったものではなく、消費者側から生まれたというのがいいですね。ただ、ニシンが頭から落ちちゃうと心配しながら見ているのは、私だけでしょうか。
ニシンは、ニシン漬けかソフト身欠きにしんのイメージしかありませんでしたが、オランダでは塩か酢で〆たニシンをかなり食べているんですよね。
カルチャーショックを受けたのが生ニシンの頭と内臓と骨を取ったものを頭からかぶりついているシーン。
パンに挟んで食べたり。
美味しいのかな。。食べてみたいと思いますが一度もチャンスがありません。
今も新鮮なニシンが近海で沢山とれていたら、きっと現代の岩内でもそういう食べ方も普及していたかもしれないですね。
オランダでは、鰊の尾を持って口をアーンと開けて食べるようです。
私もテレビで見たことがあります。
酢漬けにすることにより、アニサキス(虫)を殺すと思います。
日本でも石狩で漁獲された鰊を刺身やお寿司で食べるのが最近ではポピュラーになってきました。
おいしいですよ。
残念ながら、岩内の近海ではニシンはまだ漁獲されていません。稚魚の放流事業はしているのですが。