水産関係の業界紙「みなと新聞」に、ニシン特集の記事が掲載されました。毎年山菜シーズンの到来とともにニシン特集を組み、紙面2枚を使いPRしています。
今年、ホッケや他の乾物系の商品が値上がり傾向にあるのに対し、ニシンは比較的安定した供給ができるために値ごろ感があります。ただ、需要がそれほど伸びていないのは、食べやすさ、食べる機会を増やす努力が必要ではないかと書かれてあります。
ところで、身欠にしんと山菜との炊き合わせという言葉、「炊く」はお米以外に使わないのでは?と思いしや、煮る感覚とは違った意味があるようですね。地方によってもその解釈が微妙に違うようで、調べてみると面白いです。
いずれにせよ、身欠にしんはそんな料理方法の言葉一つとっても奥深く、歴史あるもの。だからと言って、若い方は敬遠せずに昔ながらの食べ物にもう一度目を向けて食べてみてください。最近出回っているサプリメントよりも効果あると思いますよ。私たち生産者も、食べてもらえる努力をし続けないとね。
たしかに「炊く」といった言い方は、お米以外は使わない気がします。
言い回しなんでしょうけど、「炊く」と言われた方が、素材そのものの温かさや旨さが伝わる気がしますね。
昔ながらの食べ方はもちろん、時代に合った食べ方を提案し広げていく事は、大切なテーマだと感じます。
その意味では、岩内高校の生徒さんとの『にしんバーガー』のコラボレーションは、大変参考になりました。
背番号18さん、プロとしてのコメントありがとうございます。
「煮る」ではなく、「炊く」。その言葉の中には、手間をかけてゆっくりじっくりうまみを作っていくという感じがしますね。先人はスゴイなぁ~と感じます。
時代に合った食べ方提案。高校生の発想は、なるほどと思うだけでなく、作る人たちが楽しむということもキーワードのような気がします。
背番号18さん、ニシン需要期の今、期待しています。