2015年6月7日の日曜日、岩内町の二つの小学校で運動会が行われました。どこの運動会も年々児童数が減って、寂しいと親たちは感じていることでしょうね。
ちょっと昔の運動会を思い出してみましょう。当日運動靴ではなく呉服店で「足袋(たび)」を買って運動会に臨んだものです。足が速くなるようにと、馬車が残した糞を踏めば速くなると言ったのは私の母の時代。
見たことはありませんが、前日の場所取りではあちこちで喧嘩があったり。マスゲームがありましたが、今の時代はたら丸音頭という踊りに変わっているようです。
一日が終わると、肌が真っ赤に。いい大人たちは日焼けなのか酔って赤いのかわからない人がいっぱい。おまつりに来るような露天商も数軒営業していました。
どうですか?ここまで書くと、読んでいるみなさんは、もっともっとたくさんの思い出がでてきそうですね。昔に比べると規模が小さくなったけど、今の子供たちは今しか知りません。子供たちの元気あふれる姿がなくならないよう、岩内町、もっと元気を出さないとね。
写真は運動会前日の岩内東小学校グラウンドの風景です。テントの柱と子供たちの椅子が並べられていました。
素敵な写真ですね。
残雪の岩内山とそれに連なる雷電岳、青い空に白い雲。
風と草のにおいを感じます。
運動会前日のわくわくと高揚する気持ちが甦ります。
私は高台小学校の卒業生ですが、低学年の時は東小学校にも在籍しています。
岩内役場新庁舎の場所にあった木造の東小学校で入学式、その後に新造された現校舎に通いますが、自宅により近い高台小に転校という激動?の世代です。
記憶と少し印象が違って見えるのは何故だろうと思いましたが、すぐに理由はわかりました。
当時のグラウンド周りにはこんな高いは樹は無く、芝部分ももっと荒涼とした感じで岩内山は裾野からしっかり見えていたのです。
転校のあと東小学校の脇を通ることはあっても立ち止まって注視することがなかったので
眼に焼き付いている記憶は40年以上前の当時のまま。年月の経過を感じます。
足袋、もちろん履きました!
足裏が布製のものと溝付きの生ゴムが貼ってあるものがあり後者のほうがグリップ力に優れていました。
今は運動会用の靴がシューズメーカーから販売されています。
スタートダッシュや左回りのカーブに合わせてグリップパターンを特化させておりラインナップの多さに驚きますよ。
「馬糞を踏むと・・・」そんな言い伝えがあったのは知りませんでしたが、時世を感じますね。
運動会当日朝に「力を付けよ」と生卵を丸呑みさせられたのは辛かったです。
imajinさん、写真をほめていただきまして、ありがとうございます。
町内の小学校の校舎を3つも経験していたということですか?
それもまた、なかなか普通の人は経験しないことですよね。
当時と風景が違うのが、木の高さとは、なるほど。
樹木も年月とともにまた成長しているのですから、当然なのですが、学び舎を巣立った子供たちにとっては、ひとつの目安ですね。
友人がはく足袋のゴム製を初めて見た時は、「しまった、これなら負ける」と思ったものです。
生卵を丸のみとは、ロッキーじゃないですか。
楽しいお話、ありがとうございます。