らいでんスイカの初競り2015年

昨年もこのブログで紹介させていただきましたが、岩内町の隣、共和町から初出荷された「らいでんスイカ」の初競りが札幌中央市場で行われました。2015年6月16日のこと。

NHKのお昼のニュースで流れた映像を録画して写真を撮りました。昨年も同じように写真を撮ったのですが、なんと競り落とされた価格も2玉で20万で同じ。競り落とした人も昨年と同じ。インタビューを受けている人も同じでした。マグロの初競りとはちょっと違った、なんとも農耕民族的な初競りの儀式なんですね。

それにしてももう初出荷とは早いですね。岩内岳から岩内平野を見渡すと、共和町のビニールハウスの多さが目立ちます。らいでんスイカとらいでんメロン。こうしてマスコミで取り上げられる定番となったのですから立派ですね。

競り落とされた1玉10万のらいでんスイカは、札幌のスーパーで1万円で販売されるとのこと。季節の風物詩の1ページ。夏はすぐそこまでやってきています。

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らいでんスイカの初競り2015年」への4件のフィードバック

  1. かず

    高校時代に発足のスイカとメロン農家に夏休みアルバイトに行ったことありました。
    クラスメートの女の子に誘われて行ったのですが、アルバイト先で随分と冷やかされてました。
     
    毎朝6時からで9時に10分間の休憩。ジュースとアイスキャンディー支給。
    12時から1時間休憩。昼食は自分の家では考えられないくらいのご馳走で、さっさと食べて爆睡。
    午後3時に再び10分休憩でジュース支給。
    夕方5時に終わりました。
    スイカをまるでラグビーボールのようにポンポン放り投げて畑の中に停めてあるトラックまでパスしてましたが、落としたら罰として後で食べる。
     
    帰りも、売り物にならない色のついたもの、形のおかしいものや他の野菜を幾らでも持たされました。
    慣れるまで腰と腕がパンパンでしたが、1周間も経つと、お昼ごはんは豪華で美味しいし、なんて良い待遇のバイトなんだろうと喜んで働いていました。
    日給6千円で収穫が終わるまでの休みなしのものでしたが、貧乏で進学費用を自分で貯めていたので本当に助かりました。
     
    東京の今私がいる会社で経営している高級スーパーでも夏になるとらいでんスイカ、らいでんメロンがたまに店頭に並びます。
    他の一般スーパーではあまり見ません、こちらではブランド品なんですね。

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    1. 北のお魚大使 投稿作成者

      かずさん、ほのぼのとした昔話をありがとうございます。
      クラスメートの女子に誘われるなんて、私でも冷やかしたくなりますよ。
      炎天下のもとでの作業風景と休憩時間の様子も想像できます。
      その農家さん、従業員も家族のような接し方をしてくれていたんですね。

      らいでんスイカは、今ではしっかりとしたブランドになっています。
      糖度を割らずに計る選別機を通してからの出荷なので、いわゆるハズレというものがないことが、ブランド力を高めた要因でしょう。
      共和の農家さんたちがコツコツと頑張ってきたからです。
      言葉が悪くなってしまいますが、一発逆転を狙う岩内気質とは違うようです。

      返信
  2. 八王子の山崎

    共和町の発足に住んだ子供時代、スイカは谷川で冷やし、一人半分位を
    顔を埋めるようにしてガンガン食べた。
    種をペッペと野っ原に飛ばしながら。

    時代も違うけど、一万円のスイカじゃ、正座して上品に?食べなくちゃ。
    故郷のスイカ、メロンを誇りに思うと同時に、食べ終えたスイカで
    お面を作ったり、中にロウソク立てたりしたユッタリ時代も懐かしいです。
    懐かしんでばかりでは進歩ないですけどね。

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    1. 北のお魚大使 投稿作成者

      八王子の山崎さん、昭和の時代を象徴するような、夏の景色が目に浮かびます。
      ランニングシャツの子供が、野畑を駆け巡り、のどが渇いたときに川で冷やしたスイカにかぶりつく様子。
      蝉の鳴き声と入道雲。遠くには雷電岬と日本海。
      いいですね。

      そろそろ岩内の果物屋さんでもらいでんスイカが並びますが、一万円ではなく適正価格ですよ。
      懐かしむ世代ですから、このブログでは遠慮せず大いに懐かしんでください。

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