20年以上前に北海道水産物荷主協会という会合でいただいたと思われる風呂敷が出てきました。そこには、魚偏で書かれたたくさんの漢字が並んでいました。
よくお寿司屋さんの大きな湯のみや割り箸入れの紙に書かれてあるものは今でも見かけます。みなさんはこの魚偏の漢字をどれくらい読むことができるでしょう?
数の子は「鯑」。めったに食べられないから“まれ”だと思ったら、細かいという意味でつけられたらしい。ニシンは「鰊」と「鯡」の二つの文字があります。中国では鰊は小魚を意味するようで、鯡は魚にあらざるという、米何俵にたとえて勘定されていたから。
さて、あなたにとってこの魚偏の好きな漢字はありますでしょうか?私は旨いがやっぱり一番ということで、お寿司(鮨)でございます。
面白いですね、魚偏の漢字。
検索したら、馴染みがないだけで結構あるのに驚きました。
私なら造語で、魚偏に正月と書いて『数の子』なんてのは、どうでしょう?・・・「~君、座布団~枚!」なんてネ!?
はい、座布団1枚!
実際に書いてみましたよ。なかなか。
業界では数の子の消費をお正月だけでなく、違う時にも食べてもらおうという動きがあります。
まずは、数の子の日を作ろうと。
やはり数の子を買うといえば、お正月が中心ですものね。現状では、お正月以外は加工屋さんの需要がほとんどなのでは?…
数の子の日、実現出来ればイイと思います。
せっかくなので、願掛けで「願い結びの数の子」、結婚式や結納で「エンジェルウイング」なんてのはどうでしょう?
一消費者ながら、いろいろなアイディアが浮かんできそうな気がします。
確かに現状の数の子需要はお正月に集中しています。
商売としては、それ以外はずっと在庫を抱えていなければならないというデメリットが生じています。
ずっと加工屋さんは、売ってもらうことばかり考えていましたが、食べてもらうことを考えて発信していかなければならない時代になりました。
「願い結びの数の子」、「エンジェルウイング」、このブログでもその話題にふれたことがありましたね。
どんどんアピールしていきましょう。