岩内の道の駅について皆さんはどのようなご意見をお持ちでしょうか?認定が早かったために、最近人気ある道の駅の充実ぶりに比べると、いろいろな欠点が見えてきます。いわない道の駅を見直して、再整備をしようという声が上がっています。
いわない道の駅はスタンプラリーの番号が「14」なので、道の駅ってな~に?と言われている1993年から存在しています。最初は観光案内所だった「たら丸館」。一番の問題点は、たら丸館と駐車場、トイレがばらばらに建っているということ。他地域のほとんどの道の駅は国道沿いに建っているに対して、岩内は街のど真ん中にあり、建物が狭いために物販の品物は少なめ。
多くの人は建物を大きく建て替えろと言います。確かに時代にそぐわなくなっているかもしれませんが、なんでも建て替えればいいというものでもないと私は思います。利用者が利用しやすい整備の方法は何か、建て替えるならどのようなコンセプトを持つべきか。ハードの面は確かに大切ですが、その前にしっかりとしたソフトを考えなければならないと思います。
今年の町議会選挙で初当選した栗林議員は、道の駅周辺の再整備を目標としています。街の中にある道の駅だからこそ、道の駅を核としたにぎわいのある街にしたいと言っています。道の駅について考える勉強会もスタートしました。多くの議論が必要だと思います。あなたのご意見、お聞かせください。
道の駅の新鮮で安い地場産品はドライブの楽しみで、黒松内方面に行く時は途中の小さな魚屋さんに寄ったりします。そんな市場的なお店は地元の人との触れ合いがあり好きなのですが、大規模化しスーパー的な道の駅もありますね。
また広い土地が必要な為町外れの立地が多く、大型店の郊外進出と同じく中心市街地の空洞化につながらないか心配になります。
栗林議員の公約は商店街活性化で、元商業者のボクは若い人たちに頑張ってもらいたいと共感しています。
現在の道の駅の近くにある漁港や漁船が見え、木田金次郎美術館とも関連付けた岩内らしい施設を期待しています。
まあちゃんさん、御意見ありがとうございます。
道の駅の姿は、それぞれの自治体の都合によってさまざまな形態があってしかるべきだと思います。
岩内の道の駅は、街の真ん中にある事がおかしいと言う人もいますが、それが大きな利点であると私は思います。
まあちゃんさんのご意見は、栗林議員に勇気を与える言葉になりますね。
写真を拝見し、岩内に伺った時の事を思い出しました。
土地勘もなく何も分からない私は、まずカーナビを設定し『ランドマーク&トイレ休憩』として立ち寄りました。
そこで、岩内の街をイメージして、知る事の一つの手掛かりにしました。
街の真ん中にあるということは、その事自体が、地域活性の大切な利点ではないでしょうか…
いずれにしても、時代に合ったやり方で、大型の道の駅には無い、人の温もりやふれあい溢れる道の駅であるとイイですね。
背番号18さん、道外からのご意見、ありがとうございます。
街の真ん中にあるいわない道の駅、それが利点だと言っていただいて、ありがとうございます。
人の温もりとふれあい溢れる道の駅、私もそうあるべきだと思います。
大型スーパーみたいな単に物販の目的だと、ちょっと疲れてしまい、本来の休憩してもらうということと離れてしまう気がします。
岩内は岩内らしい道の駅、それは何か?
また何かヒントになるような言葉がありましたら、教えてください。
ご意見大変ありがとうございます。今後の参考にさせていただきます。
今や道の駅は、道路利用者の単なる休憩所から、地域住民のための交流施設や
福祉施設の顔を持ち、さらには様々な移動手段が連携した交通拠点など、地域と
共につくる個性豊かな賑わいの場へと変貌しております。岩内の道の駅には、
その周辺環境があります。皆さんのアイデア次第で、子供からお年寄りまで
集まる憩いの場にできると信じております。
栗林さん、本日のセミナーは熱っぽく語っていただき、ありがとうございました。
簡単なことではないので、何度も議論して前に進んでいきましょう。
「道の駅」はその地域の歴史文化や特産品を集約発信するにはとても有効な施設ですね。
鰊や、はえ縄すけとう漁、そしてその水産加工交易で栄えた岩内。
もっともっと「食」を前面に出してもいいのではと私的には思っています。
私は仕事で地方に行く際は良く「道の駅」を利用します。
単なるトイレ休憩目的の事も多いですが、その土地のおいしい食べ物や情報に出会うと次は家族を連れて来ようと思うんですね。
町の情報を発信する一番解りやすいアンテナショップが「道の駅」と感じます。
インパクトあって美味しい「鰊サンド」が岩内イベントの時しか食べられないなんて残念です。
「道の駅」での販売が評判になりその後に全国区になる!!なんていいなぁ。
故郷益々の発展を願ってやみませんが無責任な意見失礼どうかどうかお許し下さい。
道の駅となり、いまのマリンプラザの辺りはむかし国鉄の倉庫でした。
屋根近くまで大量に積まれた麻袋に登ってよく遊びましたが袋中は鰊カスだったかと。
機関車転車台まわりは鬼ごっこ隠れんぼに格好の遊び場。
蒸気機関車による貨車の入れ替え作業は大迫力で時間を忘れて見ていました。
岩内駅は廃線になりましたが「道の駅」の場所は私の心の中で今も「岩内駅」です。
imajinさん、コメントありがとうございます。
とても参考になるご意見です。
それと、岩内への想いが詰まった内容です。
こんな風に岩内を思ってくれている人がたくさんいるはずです。
岩内に住んでいるとついつい忘れがち、当たり前と思っていることが、外から見るととても価値がある事。
imajnさんのような意見が、何かを動かします。
今後もどうぞこの場を使ってご意見を言ってください。
鰊カスの麻袋はたぶん一八の荷物だったと思います。
いわない道の駅は昔は国鉄岩内駅。
再開発をもしするならば、そのことも忘れてはいけないですね。
そう考えると、街の真ん中にあって、海が目の前、山も見える、商店街がすぐ近く、
バスターミナルがある、交番があり、文化センター、美術館がある、
素晴らしい要素がたくさんある、いわない道の駅。
しっかり議論して「行きたい」と言われる岩内町になるよう、私たちも努力します。
この前の日曜にニセコバスで寿都に行ってきました。7月は息子の車で行ったのですが、今回は年寄り三人組です。ますます良い町だとの思いを深くしました。道の駅を中心にして町がコンパクトにまとまっています。さらにこの町は「海に生きる」という姿勢を明白に発信しています。道の駅の若いスタッフも、あるいは昼食をとった大谷会館の従業員の方々も接客マナーは満点です。道の駅にはベンチがいっぱいあって、海を眺めながら寛ぐことができます。岩内に帰ってみて、岩内の道の駅はあまりにも孤立していて、可哀そうだと思いました。寿都に比べれば、木田美術館、マリンパーク、文化センターと道の駅周辺の設備面では圧倒的に優位です。しかし、残念ながら相互の連繋を欠いています。個々の努力にかかわらず、全体として「おもてなし心」が伝わってきません。道の駅にあるベンチの貧弱さはさておき、せっかく周辺を飾っている満開の花壇も艶消しです。毎朝早くからボランティアのお母さん方が心をこめて手入れをなさっている姿には頭が下がります。しかし、花を盛っているプランターが無残です。プランターごとに企業の銘板が貼り付けてあって、さらにその上に、企業名を大書した名札が立っています。これじゃまるでお葬式の供花です。秘すれば花という言葉があるのに。以下は思いつくままに低予算の提案です。
1)文化センターロビーやトイレを道の駅とのつながりでもっと開放すべきです。その際、郷土館の協力を得て、この町の成り立ちを説明する常設展示をやってみる。ニシン漁のにぎわい、岩内大火、泊原発などエポックメイキングな出来事だけではなく、大鵬や中島みゆきがこの町で生活していたというエピソードも逃さない。
2)岩内港へのリード線を確保し、海が一望できる場所を確保する。欲を言えば、文化センターの二階ベランダを開放し、海と山が一望できると良い。岩内岳をはじめとする山々、原発の背後にある積丹の地名を明示する説明板必須。
3)一番大事なのは、泊(止まり)原発と真正面から向き合っている町という現実の緊迫感を伝えること。要は町を二分した原発問題を逆手にとることです。町全体に何となくこの問題から目をそらす雰囲気があるのはわかります。しかし、現にあり、日本全国で多くの人が「止まり」原発の保守で働き、万一の事故の際の避難計画まで練られているのですから、賛否にかかわらず、原発と向き合う場を「道の駅」との関連で作るべきです。原発問題は、岩内だけではなくそれこそグローバルな課題です。岩内の道の駅が「原発への道」と「原発からの道」の分岐点を示しているとしたら、そこに人々の関心が自ずから集まってくるのではないでしょうか。「道の駅」は、旅に疲れた人が歩みを止めて寛ぎ、辿ってきた道を振り返りながら、これから歩む道に思いを馳せる場所にほかならぬと思うからです。
uroshi utokaさん、よくぞ言ってくださいました。
ありがとうございます。
ここまではっきりと言っていただくと、私もすっきりした気持ちになります。
まず、ご指摘の道の駅前の休憩スペースと花壇について。
先日のセミナーでも先生が言っておられましたが、道の駅はまずはゆっくり休んでくださいという空間の提供であるということ。岩内の場合、幸いにもスペースがあるけれどもそれが機能していないということですね。
プランターのお話は、岩内特有のものでして、見直し必至です。
1について。 文化センターとの連携はしかるべきです。
2について。 岩内は海と山の両方を観光資源として保有する素晴らしい場所。それらを見渡せる場所が文化センターにありますね。そとして、文化センター、美術館、駐車場、道の駅が道で4つに分断されている現状。これはなんとかしなければなりません。そして、旅行者はすぐ前に海があるなら、海を見たいと思うはず。その導線も考えなければなりません。決して難しいことだと私は思っていません。やらない理由を述べる人はたくさんいて、その理由の多いこと。
3について。 これには私も黙ってうなづきました。原発と真正面から向き合う勇気。商売をやっているので、とかくあたらず障らずといった立場になってしまいます。しかし、現実に目の前に見えて、そこで働く人たちが岩内に住んでいるのです。それらがよしあしと言うのではなく、現実はこうなんだという情報発信の必要性はあります。気づかせていただき、ありがとうございました。
今回だけの内容ではなく、また思いつくことがありましたら、遠慮なく書き込みください。uroshi utokaさんの立場の方の意見は、私たち根っからの岩内人の意見よりも重みがあります。
いやはや感服いたしました。これほど真摯で重厚なご回答をいただけるなんて!コメントのしがいがあります。ホントに岩内の将来が楽しみになりました。今朝、投稿後、文化センター前のラジオ体操に出かけ、帰りに地域交流センター(元中央小学校)の横を通り過ぎて、ここの屋上は使えるぞと思いました。海と山と原発を見るのに絶好のロケーションです。道の駅や目の前の町役場との関連で、地域交流センターの機能をさらに充実させると面白いですね。岩内は海も山も歴史も、豊かな観光資源が無尽蔵です。原発もまさに歴史の一部として、重要な存在だと思っています。
uroshi utokaさん、こんばんわ。
私の回答は、単なる個人的なもので、これらのいただいたアイディアをいかに町政に反映できるかは別の人間に託すしかありません。
しかし、同じように感じている人はたくさんいて、町議の中にも何とかしたいと思っている人もいます。
こうして活字に残る事によって、訴える力も出てきます。
地域交流センターの屋上が展望場所というアイディアもいいですね。
私はその場所に行ったことはありませんが、町外からの人にとっては「観光名所」に充分なりうる場所かもしれません。
夕日が落ちる様をそこから見ると言うのもいいかも知れませんね。
どんな風に見えるか、私も見てみたいです。
原発を歴史の一部としてとらえ、逆転の発想で観光に結び付ける。まさに目からうろこですね。
ありがとうございます。
道の駅に集まっているツーリングの若者を見て、感じたことです。岩内にはフリーWifiの場所が少なすぎます。道の駅のWifiも時間制限がありますし、ベンチがあの状態ですから使い勝手が悪い。町役場、文化センター、地域交流センターなど公共の場所に手軽にWifiの利用できるゾーンを設ければ、若者はすぐ集まります。マックやスターバックスなどに人が集まる理由の多くがパソコンやスマホの利用です。
uroshi utokaさん、こんばんわ。
連日の提言、ありがとうございます。
フリーWifiについては、おっしゃる通りですね。
旅をする人間が今はどれだけフリーwifiを利用しているか、または利用できる場所を求めているか。
観光に携わる人間はそれを積極的に考えなければなりません。
ついでになりますが、私からも類似のコメントをさせてください。
言わないほうがいいかも知れないかもしれませんが、岩内町のさまざまな情報発信、少なすぎますよね。
岩内町のことを調べて、私のブログに来てしまう方がいかに多いか。
非常に残念です。
いわない道の駅についてのたくさんのご意見、ありがとうございます。
以前、私がお世話になっていた役場職員のSさんから道の駅ができた当時のことを書かれた文章が届きました。
本人に了解のうえ、その文章全文を以下に掲載させていただきます。
S氏いわく、20数年前のことなので、記憶が若干違っているかも知れないとのことです。
今後のいわない道の駅の発展のために少しでもお役に立てることができれば、という思いから書かれたものです。
———以下、S氏からの文章————-
紀 社長様
ご無沙汰しております。Sです。
いつも「いっぱちの社長(旧専務)の独り言」を楽しく拝読させていただいています。
ありがとうございます。
早速ですが「道の駅」の記事を読ませていただきました。
栗林議員のご意見に賛同致します。
というのも、「道の駅」の指定を受ける際に私が当時企画係長として直接申請等の手続きを担当しており指定までの背景と経緯があるからです。
20数年前でしたので若干違いがあるかも知れませんがご了承願います。
きっかけは、小樽開建から各市町村宛にドライバーのために、「道の駅」制度の説明会の案内でした。
「道の駅」の指定には次の項目が必須要件として示されていました。
1.徒歩5分以内に24時間20台以上の利用可能な駐車場あること。(文化センターの駐車場を想定)
2.トイレが利用できること。
3.観光等の案内が可能なこと。(たら丸館を想定)
以上の3点だったと思います。
これらの要件を兼ね備えていたのは後志館内では喜茂別にある「望洋中山」が唯一でした。
北海道開発局としては当初、道内で13カ所として発足する計画で小樽開建としても「望洋中山」の一箇所と考えていたようです。
当時、岩城町長は北海道開発局とは政治的に太いパイプもあって、国道沿いではない岩内町が手を挙げたので局としては困惑したようです。
参考までに、道の駅連絡協議会の初代会長は喜茂別の津谷町長。2代目が岩城町長だったと記憶しています。
岩内町は、他の市町村と違い国道沿いでも街はずれでもないという条件を逆手に車(観光客)を街の中に誘導し、周辺の食堂、土産店等と連携した道の駅として地域の活性化に活かす道の駅をコンセプトに局と数回協議を重ねた結果、唯一道道沿いの道の駅として14番目の指定を受けました。
その後、道の駅はどんどん進化して行きますが、岩内町の場合は「たら丸館」がネックになり改善が困難でした。
たら丸館は、原発の立地交付金で建設している関係からです。
この交付金を充てた施設は、建築後の計画変更は難しく、また、施設内で収益を上げる行為を制限しています。泊の「もいわ荘」も同様です。
このような経緯で現在に至っておりますが、昨今の状況から25年以上経過した「たら丸館」の規制も緩和されたものと思われますので、申請当時のコンセプトを考え併せ資源エネルギー課と協議して「たら丸館」の見直しを進めるのも方法と思われます。
長くなってすみません。社長にお伝えすることではなかったかもね。
それから、駅前の看板の写真でセーラーさんの所。確か村田道議の実家で松風屋さんだったと思います。
それでは、次回の「いっぱちの社長(旧専務)の独り言」の拝読を楽しみしています。
——————————以上——————
こんにちは!
とても興味深いテーマ、本当の意味で実のある情報交換、プリントしてゆっくり読み、周囲に回してました。
郷土館には本当に多くの歴史物語が、岩内の物語がしっかり残されています。先輩諸氏がよく残してくださっています。使いやすく整理されているかといえばそうでもなく……まさに今火急の課題です。これらをもっと上手に生かし、この過去の集積に現在をのっけて、さらに後の世代に生かす……郷土館はそのようなところだと思っています。
当館の収蔵品、データ、あらゆるものが、町民皆様の共有であり、町のために生かされる機会がもっともっとあってもいいと思います。道の駅新構想で、是非郷土館も活かしていただければと思います!
枝元さん、おはようございます。
道の駅再開発のテーマに興味を持っていただき、ありがとうございます。
この題目をブログに出すことで、こんなにも反響があるとは思ってもみませんでした。
皆、心に思うことがあってもそれを表現できる場がいかに少なかったかと言うことですね。
郷土館は町のはずれにあることによって、残念ながらせっかく素晴らしい内容を展示しているにもかかわらず、来館者が少ないことは私も残念に思っています。
ただ、建物を移動することはできないので、いかに興味を持っていただくか、スタッフの皆さまには様々な苦労をされている様子がわかります。
今回の道の駅の皆さまの提言で嬉しいことは、単に建物を建て替えろということではなく、どのような道の駅およびその周辺の姿が理想かという点でコメントをいただいていることです。
その中で、郷土館の資料の大切さにuroshi utokaさんが注目されていたことは、ありがたいことだと思います。
どこかで実際に皆さまで集まって、生の声の議論がなされることを私は希望して、関係者に進言したいと思います。