岩内町の役場新庁舎に移行されて早4ヶ月。私も何度か新庁舎に行きましたが、昔の庁舎と比べると、広くて静かでとても近代的になったなぁと思います。
では、旧庁舎はというと、工事用の塀に囲まれて解体工事が進んでいました。どちらの解体工事も同じですが、今はドカン!ガシャン!と一気に壊すのではなく、ちゃんと木材や窓枠のサッシなど分別されながら解体されていきます。
古いとはいえ、それなりの大きな建物で費用の方もかなりかかると言われています。そして、必ず出てくる言葉が「壊したあとは何になるの?」。都会ではないのですから、特に予定はないことでしょう。
解体作業を見ていつも感じますが、建物は「物」であるからいずれは朽ちてしまうもの。でも、その場所で働いた人、住んでいた人たちにとっては、気持ちの中でそれぞれ違った感情が湧いてくることでしょう。それが「美しい思い出」ならいいですね。