ひと雨がありました。上がったあとの晴れた空は気持ちがいいですね。空気中のほこりを落としてくれて、岩内岳がいつもよりも近くに感じたりします。
今朝、女工さんを迎えに、東山地区のお墓の横を通り過ぎる時、菜の花が一斉に咲いていました。ここにも北海道の春です。
岩内町のお墓は、東山地区と野束地区の二つにあります。この東山地区は、岩内の港を一望できる場所にあり、とても眺めのいい場所にあります。写真に見える鉄塔は携帯電話の電波塔です。ここには昔、無線局というものが存在し、漁船との交信する場所になっていたのですが、今はその役目を終え廃止となっています。
この菜の花の黄色と青空、海の青がとてもきれいに見える今の季節。夕方になるとその絵の配色が水平線に沈む夕日のグラデーションへ。これはなかなかな風景ですぞ。あなたのその眼でお確かめください。
先月23日、郷土館で歴史講座があり、清川義明さんの「二つの空襲に遭遇して」というお話を聞きました。東京大空襲を逃れ、母方の故郷、島野村に疎開したのに、ここでも米軍機の空襲を受けたというお話でした。戦後、電気店を経て漁協の無線局で働いたそうですが、ここがその場所だったのですね。この無線局の電波は強力で各方面から頼りにされtたと仰っていました。また東山墓地には仙北屋仁左衛門の墓や木田金次郎の墓があるのですが、岩内の人はあまり知りませんね。
uroshi utokaさん、昔のブログを見つけてくださり、ありがとうございます。
釣たらこの原料となる、はえ縄漁の船。その船とこの無線局を通して船が戻る前に漁獲状況が伝えられます。
少しでも入札を条件の良くしようと、加工屋さんの中には、無線機を購入してその無線を傍受。
それをもとにいい原料の船に札を入れるという輩もおりました。
木田金次郎のお墓は知りませんでした。
ごめんなさい。私は神社仏閣については素人以下の知識です。また「喝!」が入りそうですね。