岩内町の旧庁舎の解体が進んでいると先日もお知らせしましたが、9月26日に通りかかったらその建物の姿はなくなっていました。
工事のフェンスに張られた「工事の進みかた」と書かれた表を見ると、年内は排出作業。年が明けた1月から3月は休工。4月からは基礎解体、既設杭撤去運搬処理。6月から9月は周辺建物の事後調査、と書かれてありました。
杭がかなりの本数が入っていて、それに時間と経費がかかるであろうと工事が始まる前に噂で聞きました。外見はおんぼろ庁舎でも、基礎はしっかりしていたということですね。
ちょっと気になるのは角地にある老舗菓子店、ベコ餅、雷電刀掛もなかなどで有名な飯久保菓子舗さんがこの工事用フェンスがなくなったら、ぽっかり浮き出るだろうな~と想像してしまいます。
滅びるものは美しいという立場から、旧岩内町役場の解体過程は、何度も観察しました。梁などにも鉄骨が使われていて、おっしゃる通り見かけより頑丈なんだなと思いました。このブログがあって旧庁舎も救われましたね!「スクラップ・アンド・ビルド」は世の習い(芥川賞をとったほどです!)ではありますが、もっと違う優先順位があるようにも思います。大きいところでは、まず原発ではないでしょうか。福島以後止まったままの泊原発を思い切って廃炉にし「脱原発記念館」に変身させて「食の王国、北海道」のシンボルタワーとすべきだと思います。上岡町長も「漁業復活」を掲げているのですから…。小さいところでは役場のホームページも「スクラップ・アンド・ビルド」の対象にしてほしいですね。とくに英語版がひどいです。日本語のリード文を直訳していて、意味が通らないところが多々あります。ただでさえニセコ・倶知安の後塵を拝しているのですから、一刻も早く改善されるよう栗林議員にお伝え願えませんか?
皮肉な言い方になりますが、この庁舎跡にはお墓のような石碑が立つのではないかと私は予想しています。今までの「残すという作業は物」という考え方から脱してほしいです。
語り継ぎや文字としてしっかり残すなどといったソフト面での遺産を作ることにシフトしていただきたいと願っています。
uroshi utokaさんのスクラップビルドの考え方はもっともだと思います。原発に関することについては、非常に難しい問題。ただ、今まではそうした声を上げることもためらっていたことも事実です。意見はどんどん出して議論すべきと思うようになりました。
町ホームページのスクラップ・アンド・ビルドですか。ちょっと笑ってしまいましたが、いかに力が入っていないか、とりあえず形だけというものではいけませんよね。
栗林議員だけでなく、私もいろんな場面で言わせていただきます。
さっそくのレスポンス、ありがとうございました。いろいろな場面でのご発言に期待します。町長選でも議論があるかと思っていましたが、無投票とのことで、残念ですね。
コメントを投稿した後、文化センター前のラジオ体操に出かけました。雨上がりから間もない時刻でしたが、見事な虹が野束川河口付近の木田金次郎の旧宅あたりと木田美術館を跨ぐようにして掛っていました。しかも中天にかけての左側の弧は二重の虹となっていました。参加者のお年寄りの一人は、こんな虹は見たことがないと言っていました。ご覧になりましたか。
今日の虹は朝の送迎の車の中から見ることができました。
この季節によく見ることができます。
ダブルレインボーですが、運が良ければ半円フルの状態で見ることができます。
その間わずか数十秒といった感じですので、しっかり空を見続けてください。
石碑に関しては、お金の使い方が一番簡単で長持ちするからと聞いたことがあります。
これを聞いた時、とても残念でなりませんでした。
私たちの商品もよく言われますが、消費者目線でないものを作っても売れない。
消費者が何をほしがっているのかを追求しなければだめだと。
批判はできませんが、批判を聞かないこともいけませんね。
「皮肉な言い方」とおっしゃいますが、正鵠を射た予想だと思います。岩内に来て気づいた点は、石碑が多く、豪華なお墓が多いということでした。またひとつ石碑が高島旅館の近くに建立されました。水上勉・窪島誠一郎父子の名を刻んだ「三行の希い」という碑です。この石碑が一八さんの言われるのとは別の意味を持てば良いが、と思って除幕式に出席するつもりです。
朝夕、宮園地区で御社のワゴン車をよく見かけます。従業員の方の送迎に使っていらっしゃるのですね。尾崎商店の社長も店員さんの送迎をなさっています。こんなに従業員を大切にしている企業には頑張って欲しいです。上岡さんがさかんに漁業振興を力説しておられるのですから、とくに御社など水産加工の会社に岩内の将来がかかっていますね。
ところで、道の駅に関する意見を求められた際に、朝市などでお婆さんの力をお借りする必要があるのではと述べたことがありますが、9月24日町民大学の企画で白老に行った際に、まさにお婆さん力で大繁盛している食堂に出会いました。その名もグランマ。70歳以上のお婆さんたちだけで経営。白老牛の牛丼、山菜定食などメニューは限られているのですが、とても美味しく大繁盛。手作りのおやきもお土産として飛ぶように売れていました。
朝の迎えは私が運転しています。
弊社だけではなく、岩内町の水産加工の会社は皆送迎バスを持っていて、送り迎えをしています。
これは水産加工だけではなく、日アスさんも土建屋さんもそうしていますよ。
朝市でおばあさんたちが頑張っている姿、いいですね。
岩内で言えば、漁組の婦人部などがそれに近いものがあると思います。
彼女たちのバイタリティーと人生を楽しむ姿は、見ていても楽しくなるほどです。
ただ、おばちゃんたちだけでしようとすると、女性の世界ですからいろいろとややこしい部分が出てきます。
それらを上手にコンダクトする人と仕組みがポイントだと思います。
私はまず岩内に必要なことは「議論を重ねて積み上げていく」。
そして人が自らのモチベーションで動き出すことだと思います。
全面的に賛成です!学生時代に流行った言い方ですと、「異議なし!」です。
ご清聴感謝いたします。