誤解されているカズノコについて

ニシンを主とした原料で商売を行っている弊社ですので、たまには数の子のお話を。年末の数の子の消費に向けて現在工場ではフル回転で数の子製造に取り組んでいます。

年々需要が減りつつあるのは、塩抜きをするのが面倒だなどという理由はあるにせよ、食べてもらう努力をしなかった私たち生産者にもその責任があります。そこで、ニシンの漁獲国でもあるカナダと、日本の数の子関連業者が組んで消費を伸ばすために作られたカナディアンパシフィックカズノコ協会が作った冊子から一文をご紹介。

魚卵のカズノコはコレステロールが多いと思われがちですが、実は卵の約半分しかないということです。一方で最近よくCMなどで流れるDHA、EPAはマグロのトロよりも多いのです。

コレステロールって何?なんて専門的な質問は勘弁ね。要するに、体に悪いと思われがちだったものは少なくて、体にいものはたくさん入っているから、安心してお食べくださいと言うこと。

体にいいからと言って、一回で1kgも食べるなんてことはないですよね。食べ物は薬と思って食べるのではなく、美味しいと思って食べるのが一番ですよ。その中でも一八の数の子は最高と思って食べていただけると、あなたの体は元気モリモリ!

20151026_04

誤解されているカズノコについて」への2件のフィードバック

  1. 背番号18

    数の子と聞いて、思わず反応しました。
    ブログを通し、レシピや体に対する効果について、いろいろ学ばさせて頂いております。
    美味しい数の子、結果的に体に対する効果も抜群!
    それが一番なのでは!!
    そうそう、一八さんのはあと一つ…女工さんの心もこもっていますものネ(^_^)

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    1. 北のお魚大使 投稿作成者

      このブログの愛読者ならではの最後のコメント、泣けるほど嬉しいですね。
      みんな頑張ってくれていますよ。
      数の子は食べて美味しいだけでなく、音で美味しく、見て美味しくと、五感で味わってもらう不思議な日本食ですよね。
      日本人しか食べないというのが、またまた不思議。
      中国の人たちがこぞって食べるようになったら、どうなるのかな~といつも考えます。

      返信

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