敷島内のけあらし

平成28年1月17日日曜日に雷電方面へ車で走っていると、いつもと違った様子の海がありました。海から湯気が立ちあがっているのです。

これを「けあらし」と呼ぶようですが、北海道での「しばれ」を象徴する自然現象です。風が弱く気温が低い時に、海水温との差が大きくなり、このような現象が出ます。写真ではその神秘的な様子がうまく伝わらないのが残念です。

これを見たのは、岩内町の西、雷電に行く途中に敷島内という地区があります。私たちの世代では「島野」という方がしっくりきます。真冬のその海岸は、いつも荒れて波が押し寄せてくるイメージでしたが、この日は違っていました。

不思議なもので、敷島内のはずれのトンネルに差し掛かると、その現象は消えていました。たまたまですが、いいものを見たなぁ~とちょっと得した気分。心に余裕があれば、実はもっと面白い現象を見つけることができるかも。

20160117_23

敷島内のけあらし」への4件のフィードバック

  1. uroshi utoka

    島野出身の妻が懐かしがっていました。でも何だか寂しい風景ですね。神秘的ではありますが。

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    1. 北のお魚大使 投稿作成者

      寂しく感じるのは、空が鉛色だからだと思います。
      日本海特有の色ですね。
      山陰と山陽という言葉、東京に出て初めてその意味がわかりました。

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  2. uroshi utoka

    義兄の法事のため東京に来ております。連日の晴天続きで、西日本の大雪がウソのようです。冬になると裏日本という言葉の意味を否応なく感じますね。月末にも義姉の法事が岐阜であり、それを終えて岩内に帰りますが、家に入るのに苦労しそうですね。

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    1. 北のお魚大使 投稿作成者

      九州に雪が降ったニュースを見ました。
      雪国ではないところの降雪は備えがないので大変でしょう。
      東京はカラカラの状態なのでしょうか?
      冬なのになんで晴れてるの?なんで晴れているのに寒いの?
      と言うのが、私の東京の初めての冬の経験でした。
      例年に比べるとまだ雪が少ないので、家に戻ってもそれほどびっくりすることはないと思います。
      あくまで、私の主観ですが。
      それより、水道凍結などの方が気になります。

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