ますのトバが久しぶりにできました。2年間ほど生産ができませんでしたが、今年ようやく岩内の市場から原料を購入して作ることができました。
昔は青マスを使って作っていたのですが、今年のものは本ます(サクラマス)で作られています。数量および季節限定商品のために、「売れ切れご免」の状態です。数量が数量だけに、他のどちらにも卸す事ができず、一八の店頭のみの販売となります。
商品ラベルも印刷ではなく、事務所のラベルプリンターで打ち出しをしたもの。『岩内人だったらやっぱりこれ!』と書かれています。なぜって、岩内はサケよりもマスのほうを圧倒的に好みます。筋子もサケ子よりもます子。
それだけ昔の岩内港はマス漁の重要拠点であり、弊社などの水産加工場が荒巻の生産を毎日トン単位で生産していました。ということで、希少価値の「ますのトバ」2尾入りで600円からの価格になっています。
一昨日お隣の奥さんから見事なサクラマスの半身をおすそ分けしていただくという僥倖に預かりました。軽く塩を振って焼いたり、三平汁にして食べました。なるほどこれは美味ですね。姿かたちも綺麗で魅力的です。昨日の道新釣り欄にも寿都のサクラマスの話題が出ていましたが、旬の魚の旨さを実感しました。連休明けにはホッケも楽しみです。岩内に来たからにはお魚三昧の生活を送りたいと思っております。お魚大使のますますのご活躍に期待しております。
uroshi utokaさん、おはようございます。
漁が少なくなっても、たくさん食べていた時代があったという事は、そこにそれらの食文化が根付いたという事になります。毎日獲れるものは、ひとつの食べ方では飽きてしまうので、さまざまな料理法によって、その食材を楽しむという食文化。岩内のマスはその代表的なものだと思います。
マストバは漁師さんたちが何日かかけて漁から戻るときに、値段がつかない小さなマスを尾をつけて3枚に卸し、船の上で干して作ったものです。それを陸に上がってご近所などにおすそ分けした事が、マストバの味を岩内に根付かせたものだと私は理解しています。
さっそくのレスポンスをありがとうございます。マストバのご説明はとても含蓄のあるお話ですね。結びの三行は、岩内の歴史を語る貴重な証言だと思います。
岩内に来て受けたカルチャーショックの一つがおすそ分け文化です。そのやりとりが都会とは違って大胆で人情味にあふれています。贈り物のやりとりをする際に「なあもなあも、こっちこそ養ってもらってるさ」とよく耳にします。「養ってもらう」という言葉はもちろん岩内弁ではなく、標準語でしょうが、言葉の使い方としては独自だと思います。「いたましい」と言う言葉使いとともに、印象に残ります
PS 先のコメントに「僥倖に預かりました」と記しましたが、「僥倖に与かりました」の間違いでした。お詫びし、訂正いたします。
貴重な証言とは、恐れ多いです。
uroshi utokaさんが、話を引き出し上手なので、解説しやすいので普段考えている事を文字にしたまでです。
おすそ分け文化と言うのは、実は岩内だけでないかもしれません。調べてみると面白いかもしれませんね。
ただ、私の上の世代は非常に多いと感じた事があります。
背景には、大火後に何もなくなってしまって、物々交換のようなものが日常的に行われた。もうひとつは海と山が近いので、それぞれの交換が行われた、などと想像できます。
なるほどなるほど!!説得力のある興味深いお話です。大火を背景に、海の幸と山の幸の交換ですか。人間の生活は正負の側面が背中あわせになって営まれているものなのでしょう。想定外の災難に直面して協力すれば、おすそ分け文化を生み、逆に対立すればエンカマ根性を生むのかも知れませんね。それぞれの文化が同じ一人の人間の中に共存していると思えば、エンカマ根性も捨てたものではなく、エネルギーの源となるのではないでしょうか。対立し協力する関係が面白いし、新しいものを生み出します。だからこそ(突然話が飛躍するようですが)、原発問題が岩内の「道の駅」を考える際もキーワードの一つになるべきだと思っています。「海の幸と山の幸が出会う町いわない」とともに「原発と向き合う町いわない」が私のひそかなキャッチコピーです。
昨日、郷土館に坂井先生を訪ね、いろいろと岩内の歴史についてお話をうかがいました。先生も「いっぱち社長の独り言」を読んでいると言っておられましたよ。
uroshi utokaさん、おはようございます。
おすそ分け文化とエンカマ根性ですか、時代背景と関連づけるとなかなか奥深いものになりますね。
対立と協力の関係もそんなふうに見れば、岩内の過去も面白く見えそうです。
保守と革新。ひとつの業界においても、その立場で見ると過去にさまざまな事があり、その都度乗り越えて現在があるとうなづけます。
道の駅の再開発は原発と向き合う町いわないですね。ひそかなキャッチコピーは、いつか前面に出してそれを核とした動きになると思います。私も協力いたします。
郷土館の坂井館長も定期購読者ですね。いつも読んでいただき、ありがとうございます。このブログでみなさんの話題が膨らんでくれることが何よりの私の励みになります。
ますのトバ!
鮭よりもくどさが少なそうで食べてみたい逸品かと思いますが、残念ながら店頭販売のみなのですね。
いつかチェンスがあれば入手したく思います。
私が子供の頃は漁師さんから頂いたマスの小さな筋子を一房ペロリと食べた記憶がありますが今は全く見られなくなりましたね。
かずさん、こんにちわ。
店頭販売のみですが、地方発送は可能ですよ。
ただ、送料がかかりますので、その金額をどのように考えるかです。
まだ食べた事のないものを、まとめ買いしてくださいとも言えませんので、違うもののご注文と合わせてご購入するというのはいかがでしょう?
メール、またはお電話でご相談できればと思います。
マスの筋子。岩内ではファンが多いですね。ところがあまりに少ないために、キロ10,000円以上の相場になっています。