漬物用身欠にしんの季節

今年は冬が一気に来てしまった感じですが、この時期には欠かせないのが、にしん漬けの仕込み。今ではめっきり漬込む人が少なくなったとはいえ、まだまだ根強い人気もあります。

漬物用の身欠鰊はどんなものがいの?とよく質問をお受けします。身欠にしんには、大きく分けて、一夜干しのソフト。これは主として焼いて食べる用。一週間ほど干した八分乾。これはさっとあぶって食べたり、山椒漬けにしたりするもの。そしてカラカラになるまで干したものが本乾身欠にしん。

漬物用は、この本乾身欠にしんです。今、スーパーなどに行くと、漬物用として表示してあると思います。ただ、その身欠にしんでも品質がピンからキリまであるので、ご注意ください。一八のそれはもちろん、最高品質のものです。

一八の店頭では、今年試験的にウロコなしの本乾身欠を置いています。一般的には米のとぎ汁で戻した後、フォークの先でウロコを落としますが、その手間を省いています。さらに不過食部分の堅いカマ骨と背びれも落として、使いやすくなっています。一度お試しを。

20161109_04

漬物用身欠にしんの季節」への2件のフィードバック

  1. imajin

    急に寒くなりました。
    にしん漬けにはいい気候になりましたね。

    大根などの野菜をお義母さんが畑で作り、私からは一八さんの身欠きにしん。
    家内のお義母さんが作るにしん漬けがとても美味しいです。
    先日仮漬けが終わり、来週本漬けするとのこと。
    いただいた今年の身欠き鰊はどちらだったかな。
    私は作る人ではないので、よく見ずにお義母さんに渡してしまいました。
    お店に伺ったのは10月なかばだったので、従来製法のものでしょうか。
    作る人のことを考えた「使いやすさ」は良いアイデアですね。

    この日は「にしんすぱ」もお土産用と自宅用にいただき
    他にもなにか無いかなと店内を見渡しましたら「ますトバ」のポップが眼に入ります。
    「岩内人はますトバ」の記事を思い出し、ひと袋を購入。
    食べやすくカットされていたので戻る車中で早速食したところ
    柔らかな身に脂の乗った濃厚な風味が口に広がり、その美味さにびっくりです。
    時期的に在庫わずかではないかと思い迷わずUターンして追加で頂きました。
    「ますトバ」はにしん漬け作りをお願いしたお義母さんへの手みやげにしたのですが
    後から聞くとお義母さんはちょっと食べただけで、ほとんどはお義父さんが食べてしまわれたそう。
    あっという間だったらしいです。
    「ますトバ」また来春楽しみにしています。

    返信
    1. 北のお魚大使 投稿作成者

      imajinさん、こんばんわ。
      とっても嬉しいコメントをありがとうございます。

      たぶん、私の妻が接客の対応をさせていただいたと思います。
      そのようなお客様が来られたという報告を受けていました。
      その方がimajinさんだったのですね。お会いしたかったですが、残念です。

      漬物用の身欠にしんは、10月半ばでしたら従来商品だと思います。
      来年は早めにお手軽漬物用を用意します。

      にしんすぱもお求めいただいて、ありがとうございます。
      マストバも車をUターンさせて買いに戻っていただけるほど、おいしいと言っていただけるとは、感激です。
      でもお義父さんが食べてしまうというのは、やっばり岩内人ですね。
      私のPOPは嘘ではなかったということが証明された感じです。
      実はまだ若干、ますトバは在庫があります。
      またこちらの方にお越しの際は、問い合わせしてみてください。

      ありがとうございました。

      返信

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