2016年11月18日の北海道新聞後志版でも取り上げられましたが、カネタ吉田蒲鉾店の若奥様とお友達の藤田さんがたち上げているフェイスブックの「なまら岩内」。そのエネルギーはどんどん加速中。
事の発端は、同級生が岩内に帰ってきても、「何もなくてつまらない」と言われショックを受けたこと、と書かれてあります。そんな事ないよ、岩内にはいっぱいいいところがあって、美味しいものもある。そういった事を知らないだけ。ならば、情報発信の場を作ろうと行動に出た。・・・というところでしょうか?本人には聞いていません。
先日、いわない道の駅に行くと、「なまら岩内」の赤いPOPが日アスさんの新商品「海洋深層水の塩サイダー」のところに張ってありました。QRコードがついていて、スマホで認識させると「なまら岩内」のページに飛んでいくというものです。
小さな子供がいるのに、自分の商売だけでなく、こういったボランティア的なことをやるというのは、なかなか大したもの。文句やかっこいいことばかり言っている男性諸君、思い立ったら即行動!彼女たちを見習おうではないですか。
こんにちは!「なまら岩内」応援隊です(勝手に)。彼女たちのすごいパワー、きっとすごい成果が残されるはずです。
「何もなくてつまらない」というまちの印象があること。これは町の外の人ばかりではないようです。私がショックを受けたのは、ある知人女性が、高校を卒業して町外の大学に進学する娘に対し「もう岩内には帰ってこなくていいから」と言って送り出したということです。またご冗談を……と笑いましたが、どうやら本気です。今現在、町に住む人の中では、確かにこういう人もおられるのだなと。
人それぞれなのでしょうが、そんなマイナスイメージが大きな割合を占めてしまったら、本当に岩内は無くなってしまうと思ったもんです。帰ってきたくなるような町にしなければと思います。いや出るにしろとどまるにしろ子供が選ぶのでしょうが、生まれた町を忌み嫌うようなことを、やはり子供に言いたくはないなと思います。
ちょっと残念なお話ですね。
何もなくてつまらない。都会と同じものはないけれど、それ以外にたくさんの素晴らしいものを持っている。
それに気がつくのは、都会に出たら見つかると思います。
岩内に帰ってこなくていいと言ったお母さんは、岩内を出たことがないのかな?
それとも、我が子に覚悟して出ていけという意味を込めたのかもと想像しています。
いずれにせよ、言葉として発してほしくない事は確かですね。
さて、「なまら岩内」の彼女たち、私たち回りもしっかり応援してあげることが、持続して効果が出ると思います。