弊社の季節限定商品に『マスのトバ』というものがあります。
青ますを尾の部分でつなぎ合わせ3枚卸にしたものを、調味に漬込み、干した乾製品です。前回もお伝えしたように、青ますの漁獲そのものが少ないために、加工原料にはほとんどなりません。でも、ほんの少しだけ、熱烈なユーザーのために作ります。
写真は、5月18日に載せた写真の青ますで作った「マスのトバ」です。たった38袋しかできなかったのですが、店頭に出す前に女工さんに販売したら、その場ですべて完売。ありがとうございました。次は?まだあるんでしょ?との問いに、海に聞いてくれぇ~としか言えません。でも、やっぱりこんなに人気があるのなら、原料確保は何とかしようと思ってしまいます。
さて、このマスのトバは別名「アダッチ」または「アダチ」という呼び名をする人がいます。言っている人に、「どんな字?」と聞いてもわからないそうです。アイヌ語かな~? どなたかわかる人がいらしたらこの北のお魚大使に教えてください。
ところで、サケ、マスは赤身魚ではなく、白身魚だと言うことは、魚好きのみなさんなら知っていますよね。アスタキサンチンというカロチノイド色素で赤色に見えるのです。ではなんでその色素を持つのか?餌となるエビのちっちゃくしたような、オキアミを食べるから。じゃなんでオキアミはその色素をもっているのか?・・・勘弁してください。 小学生にわかるように説明できる方、教えてください。