秋の声とともに、漬物の仕込みをする方もいると思います。でも、最近はなかなか漬物を自分で漬ける方も少なくなっていますね。冬の間の野菜を保存するひとつの手法として、素晴らしい日本の伝統食品だと思います。
弊社は身欠にしんの製造業者ですから、「にしん漬」をお勧めいたします。にしん漬そのものの商品は販売しておりませんが、にしん漬用の身欠ニシンは販売しております。材料はキャベツ、大根、ニンジンなどと漬けるのが北海道の一般的なものですが、地方によっては、またそれぞれの違いがあると思います。
この漬物用身欠にしんというのは、どんな身欠にしんでもいいというわけではなく、油のあまりない本乾(カラカラになっているもの)のほうが美味しくなります。「にしんのおかげ」と一緒なのですが、脂分が強いと、発酵を邪魔して麹の発酵が進みません。不思議ですね。
ですから、スーパーなどでお求めになるときは、漬物用の身欠にしんとご指定されるか、ご確認の上購入されることをお勧めします。もしくは、お電話でお問い合わせください。今まで漬けたことのない奥様も、日本の伝統文化に挑戦してみてはいかがでしょう?冬場のご家庭の食卓も、にしん漬でみんなの笑顔が出るといいですね。