ナマコ漁は3種類

先月もお知らせした、イボイボのナマコ。そのナマコはどのように獲るのか。岩内周辺では、ケタ、タモ、潜水という3つの方法があります。

ケタというのは写真にあるように、大きなフォーク状のものを海底に下ろして引きずり、かきあげられたナマコが一番後ろについている網の中に収まるという仕組み。

タモは、水中で使う虫取りの網のようなもの。潜水はダイバーが潜って手で獲る方法。この二つはキズがつかないのですが、ケタ漁はスレと呼ばれるキズが付きます。当然評価が下がるので、入札にはかけられません。

でも不思議なもので、海中いけすに入れておくと、そのキズが3日ほどで自己再生されるのです。そうして、また「再生」という形で入札にかけられるます。それにしても20年前の安いナマコと今の高価なナマコ、こんなに値段が変わるなんて、誰が想像したでしょう。

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