よく、マグロ筋とヒラメ筋ということを聞きませんか?陸上で言えば、長距離型の持久系が強い筋肉をマグロ筋。短距離型の瞬発力がある筋肉をヒラメ筋と言うのが一般的のようです。
マラソンを得意とするみなさんなら、きっとマグロ筋のほうが多いのでしょう。でも、私たちの年齢になって、筋肉の質のことをどうこう言っても始まらないですよね。トップランナーだったら、そんな科学的な分析も必要でしょうが、市民ランナーレベルでは、みなさんマグロ筋だということにしておきましょう。
実際、私の周りでは、昔は文科系で運動はしていなかった。バレーボールで、どちらかというとヒラメ筋の酷使をしていた人。運動オンチで、50を超えてから走り始めた人。などなど。
それよりも、考え方がコツコツ派の人が、マラソンを続けていると思います。単発に3日ほど走って、「ああ、ちっともダイエットにならない」とやめてしまう人よりも、毎日の積み重ねができる人がマラソンに向いていると思います。
言い換えれば、足の筋肉の質ではなく、頭の筋肉がヒラメ筋よりもマグロ筋の人のほうが、マラソンに向いていると、私の勝手な想像です。ちなみに、そのダイエットにならないと言って走るのをやめたのは、私の妻でございます。
写真はまったくマラソンには関係ない(?)ですが、クロマグロについて。「北のお魚大使」の教科書抜粋です。