岩内町は昔、人口密度日本一の時期がありました。今の敷島内地区が島野村だったときの話です。
北海道の町が人口密度日本一?なんて信じらないかもしれませんが、実際そんなときがあったようです。
それほど、密集していたのでしょうか。昭和29年の大火が大きな被害をもたらしたのは、そんな密集だったことも一つの理由かもしれませんね。
その大火の後は、区画整備で、町のあちこちに公園を作りました。岩内町に来ると、こんな公園がたくさんあるのは、その大火を意識して、避難場所やらを考えたことによるものでしょうか。
さて、この写真、地元の方は大浜公園だということをお分かりですね。私達が子供の頃は、夕方になるとたくさんの子供たちが集まって野球をしたりしていました。ですから、声をかけなくても2チームが出来たほどです。
ところが今は子供の数が少なくて、ここで野球をやっている姿を見るのはまれです。実際にこの雑草の生え方を見ていただくと、いかに子供たちがここで走り回っていないかがわかるでしょう。私達が子供の頃は少なくとも内野の面積は土が出ていました。今はバックネットもなくなり、近所の方たちの花壇になっています。
岩内に来たら、こんな公園めぐりなんて、かなりの「岩内通」の観光ですよ。冬に来ると、除雪の雪山に変わっています。
こんな広い公園で子供たちの笑い声が響くのが聞きたいなぁ。PSPなどのゲームより、天気のいい日は公園で遊ぼうよ、ご近所の子供たち!