刀掛岩

義経と弁慶にまつわるお話は、ご存知でしょうか?

岩内の西に位置する雷電海岸。ここにご覧のような奇岩である刀掛岩があります。

義経と弁慶が、平家との戦いで北海道まで逃れ、この刀掛岩まで来て安堵して刀を置いたとの昔話。ここで、アイヌの女性と義経は中睦まじくなり、ひっそりと暮らした。いや、ジンギスカンとなって大陸へ。など、いろんな噂やロマンをかきたてるドラマが、一人歩きしたような。

どうも、私はこの手の歴史に疎いもので、今の話が正確かどうか、義経伝説の研究をされている方が読まれたら、ご立腹されるかもです。

31日に隣町まで所用で雷電海岸を通って行きました。しばらくこの道は来ていなかったのですが、天気がよく、久しぶりに見る景色にうっとりしました。

昔、よく本州から取引先のお客様が来ると、現社長は雷電海岸の方へ車で案内し、この義経伝説を延々とお客様にお話しておりました。私が小学生の頃でしょうか、車に乗るのが好きだったので、よくお客様を乗せる車に乗ってついて行きました。

お客様はそれを聞いて楽しかったかどうかわかりませんが、私は「また始まったぞ」という感覚で聞いておりました。いつしか、社長の義経伝説は、私の頭の中にインプットされました。

今はその雷電海岸の温泉街は寂れてしまいました。でも、風景はよく、この海岸に落ちる夕日を見ながら義経伝説を思い、男女の仲がいい雰囲気に・・・・ 後はご想像にお任せを~。

ちなみに、お客様を連れて車の運転をしていたのは、社長夫人。現社長は車の免許を持っていないのです。昔懐かしい40年前の一コマです。

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