じわじわと雪解けが進んでいます。例年、3月は降雪があっても、翌日は融けてしまうような感じです。ただ、3月は強い風が伴うので、大きく荒れると、怖い気象になるので、まだまだ春本番には気を抜けません。
写真は弊社工場裏手の旧線路跡地です。ここに積もった雪もここ数日、少しずつ小さくなっています。日中は融け、夜にまた凍るので、雪の質はだんだんと氷状態になってきています。
そして、白かった状態が黒くなってきています。雪の中にあったいろんなほこりや土などの汚れが浮き立ってきます。今までは白さでごまかしていたものが、白い部分が消え黒い部分が目立つのです。
雪というのは、そんな不思議なものなのですね。季節感をもっとも感じるのは、そんな雪の演出があるからだと思います。人間の心も雪が消えて黒い部分が露出しないよう、いつもきれいな心でいたいものです。