北海道経済部商工局産業振興課というところが、道立の研究機関のPR、紹介をするホームページを作りました。その名は『あじ研北海道』です。
そのサイトの中で、研究機関と企業が協力しながら商品化になった事例などを紹介しています。要するに、道の研究機関のおかげで、一般企業の商品化に役立っているんだぞというPRですね。だから、もっと道の研究機関を利用しましょうということです。
弊社の大豆を使わずに、ニシンを発酵させて作った味噌状の発酵調味料「にしんのおかげ」も、食品加工研究センターの基礎技術があったから生まれた商品です。その基礎技術の開発者と応用し商品化した私のインタビューが、『研究者×企業interview』というところで紹介されています。
中小企業が多い北海道の食品業界は、研究開発の点では本州企業に少し遅れを取っているかもしれません。道にはいろんな研究機関があり、無料で相談に乗ってくれるところがありますから、そのようなところを上手に利用することもいいと思います。私自身も勉強になったことがたくさんあります。