4月27日、ホテル札幌ガーデンパレスで、食品加工研究センターの発表会がありました。江別にある道立のこの研究機関では、研究員の方々が、日ごろのいろいろな研究成果を一般の人たちに報告すると言うものです。
一昔前は、この手の発表会は、とかく眠りに陥りやすいものでした。研究者は、相手が研究の数字にうとい私たちであっても容赦なくわけのわからぬ数字や横文字を多用してしゃべりました。しゃべり方も単調で、表現が悪いかもしれませんが、面白くない授業を受けているようなものでした。
しかし最近は、彼ら研究者も市場で役立つ研究を求められており、昔に比べるとずいぶんわかりやすい発表になってきたと思います。まぁ、私のような低レベルなおつむに合わせてくれているのですね。
大きな会場で、研究者のテーマごとの発表の他に、パネルでの説明などもあります。興味をもつ研究内容については、担当研究員が詳細に教えてくれます。また、中休みには、試食会もありこれが毎年盛況なのです。プロの料理人さんたちも来て、試食しています。
私のにしんのおかげもパネルの前にちゃんと居座っておりました。不思議なもので、開発当初はここで完成された商品として並ぶなんて、思ってもいませんでした。新しい技術をお探しの方、製造の問題点などを抱えている方、いろんな相談に乗ってくれるので、利用されたことがない方は一度お電話でもしてみてはいかがでしょう。
余談ですが、彼女がほしいのだけどとか、結婚相手を探しているけどどうしたら・・?という質問は、彼らは疎いのでダメです。