健康診断がありました。岩内海産商協同組合のとりまとめで、組合企業の従業員さん、経営者をまとめて診断してくれます。
毎年のことですが、血管が細くて採血するときに時間がかかる人がいます。取られる方も慣れたもので、あの人は下手だった、上手だったと、後からのコメント。今回は、すんなり行ったようなので、上手だったようです。
皆、一様に嫌がるのがバリウムを飲む胃の検査です。胸を撮影する機器と胃を撮影する機器を積んだバスに乗ると、まず簡単な説明。それから粉状のものを飲みます。これが胃を膨らませる薬のようで、要するに発泡剤でしょうか。次にころころと機械でゆすっているバリウムを持たされて、所定の場所で一気に飲み干します。それから、サンダーバード2号に乗るときのような体をひっくり返したりする台に寝ます。マイクで指示された通り、体を回転させたり、息を止めたり。
昨年は、この指示を出す先生は怖くって、「もっと早く!」「右向いて!右、そっちと反対!」怖い言葉なので、かえって焦ってしまいます。私だけでなく、皆同様だったようで。今年はやさしい先生でしたよ。人に動いてもらうときには、威圧的な言い方はかえって混乱させ、間違いの元になりますね。管理者諸君、心しましょう。
この健康診断でいろんなところにチェックが入って、後日結果が出ます。私は今のところ特に問題はないのですが、毎年再検査で病院に行くので休ませてくださいという人がいます。過去にはこの健康診断でガンを発見した人もいましたし、普通に生活しているのが不思議だと言われるくらい、血圧が高かった人もいます。従業員あっての会社です。従業員が健康な体で働いてくれるから美味しい商品が生まれます。バリウムはいやだけど、年に一度のことだから、我慢しましょ。