6月19日、小樽運河ロードレースがありました。私もこの大会は、かれこれ4回目の出場で、年間出場レースの一部にしっかり埋め込まれた感じです。
小樽は岩内から60km離れたところにあるので、車で約一時間で着きます。岩内から友人2名とともに参加しました。スタートが9時という早い時間で、到着してからアップ、トイレですぐに時間が迫ってしまいます。
本来のコースである高速道路の入り口の陸橋工事がようやく終わったので、ハーフのコースが少しまともになりました。ただし、みなさんがコメントを残しているように、後半のコース幅が極端に狭いのが現状で、参加人数が増えると同時に解決してほしい問題ですね。
気温16℃で、曇り。風の影響もほとんどなく、とても走りやすいコンディションでした。記録は1時間26分58秒。久々に28分を切ることができて、何よりです。今シーズンは今まで順調に来ているので、北海道マラソンまで故障やトラブルがないまま行くのか、逆に不安になったりします。
この大会は、ハーフのランナーと10kのランナーが重複して走る部分があります。10kのランナーは最後の1kmくらいなので、必死です。今回は小樽商科大学の現役OBの皆さんが、たくさん参加して盛り上げていました。ランシャツに小樽商科大学と書いてあるので、わかります。
一人10k出場の学生さんが、私にくらいつく場面がありました。何度も私に追い付いては離れることを繰り返すのですが、粘ります。10kのランナーと別れ際に、その子に「10kはラストなんだから、がんばって!」と言うと、その学生さんは「はい!がんばります!」と息が上がりながらもさわやかに答えます。
なんて、すがすがしいんだろう!若くてまっすぐなこの答えに感動し、気持ちよくハーフの後半を走ることができました。こんな声の掛け合いが、見ず知らずの人であっても、心通じて喜びを感じさせてくれるのです。記録よりも、こんなことを体験できたことが、今回の収穫でした。