札幌ドーム6時間リレーマラソン

 札幌ドーム10周年記念大会という名目で、6時間リレーマラソンがありました。私にとって、リレーマラソンは初めての経験でした。

 札幌ドームは、ホバリングで、サッカーのフィールドを普段は外に出しておき、試合のときにドーム内へ入れるのです。その開閉口をオープンにして、人工芝の部分をリレーゾーン、外に出て、駐車場やドームの外周を回って一周が2km。普段は通ることができない荷物の搬入通路などをコースにして、かなり狭いと思う部分もありますが、なかなか面白いコースです。

 リレーゾーンは、チームのナンバーによってA、B、C、・・・と分けられており、混雑緩和しています。ただ、実際はチーム数が多くごちゃごちゃでした。1チーム10人以内で、6時間で何周走ることができるかで成績が決まります。

 私のチーム名は「チームIPPACHI」。スポンサーでもないのに、チームの皆さまありがとうございます。このメンバーは、お醤油屋のM氏が中心となって集めたランニングに興味のある仲間たち。最初、私は来週がフルマラソンだから、ほどほどに走ればいいかなと思っていました。しかし、予想に反してチームの皆はそれなりの数字を叩き出してきます。若手は8分を切って帰ってきたので、私も3本目からは、ちょっと本気モードで走りました。

 携帯で途中経過の順位がわかります。それを見ると、最初は170位程度が、どんどん数字が良くなって、50位を切りました。となると、火がついてしまいました。最後の3人は炎のランナーとなって、タスキをつなぎます。先週のブログで紹介したS氏は、あと17秒のところで関門を通過して、最終ランナーの私につないでくれました。

 チームのメンバーは、初対面や2、3回会っただけの人たちなのに、不思議とチームとして同じ目的でやっていると、心が一つになるのですね。6時間は長いと思っていたのに、すぐに終わってしまった感じがしました。結果は37位。予想外の好成績でした。

 岩内への最終のバスが7時15分なので、チーム全員抽選会を待たずしてドームを去り、札幌駅前で宴会に突入です。飲んで笑ったとても楽しい飲み会でした。今回のチームの中で、6人は北海道マラソンにエントリーしています。走り終わった後のこの楽しさを求めて、各自がどれだけ練習をこなしていくかですね。

 大会は今年だけのものなのか、来年もあるのかわかりません。でも、来年もし有るとすれば、今回のメンバーは間違いなく、出る!と宣言することでしょう。周りの若者や年配の人たちも、それぞれ楽しんでいたように思います。お付き合いで出た人もたくさんいるでしょうが、ランニングが楽しいものだと走るきっかけになった企画だったと思います。

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