岩内の西端に位置する郷土館は、日本海側に存在する各自治体の資料館の中でも、その資料の充実ぶりは秀でたものがある。と、だれかが言っておりました。
しかし、この手の資料館は来客がわんさか来るわけでもなく、運営にはなかなか厳しいものがあると思います。必然的にボランティアスタッフによってなんとか維持されているというのが現状でしょう。
7月から8月にかけて岩内郷土館では、岩内歴史講座プログラムというものがあります。いろいろな岩内の歴史を紐解いてお話を聞くというもの。先日、なぜか私がそこに呼ばれまして、岩内の加工業のお話をしてくれと。
私が?館長さんも血迷ったか?と思いましたが、20年前に東京から戻ってこの仕事に就いた話や加工屋さんが減少した理由など、私の勝手なお話を熱心に皆さん聞いてくださいました。
参加された方は私よりもほとんどが年配の方で、私よりも知っているのではと思える研究家の方もいます。いつもは聞く側ですが、お話する側となると、難しいですね。若造の取りとめのないおしゃべりにお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。
この講座、私はもうお話しませんが、岩内の歴史に興味がある方はぜひご参加を。お問い合わせは、岩内郷土館(0135-62-8020)まで。