弊社が所属している、岩内海産商協同組合の総会が8月22日にありました。今年で55回目を迎えます。55回というと、私の年齢よりも多いのですから、それなりの歴史を持った組合であると言えましょう。
現在の組合員数は21人です。ただ、女工さんを雇って工場を動かしている組合員は、その約半分しかありません。水産加工が町の中心産業だった時は、50人を優に超えていたと思います。下請け専門で仕事をやっていたところもたくさんありました。
ご存知のように、前浜の漁獲が少なくなり、輸入原料に頼り、他地域との競争激化。後継ぎがいない、衛生管理が厳しくなり、コストが上昇、そして廃業する企業が続きました。こんな事を書いていると、滅入ってしまいます。
今残っている加工屋さんは、そんな厳しい時代を生き延びています。明日はどうなるかわかりませんが、なんとか頑張っています。青年部のメンバーも20代の若い元気な人も入ってきました。まだまだ岩内の加工屋さんはがんばりますので、全国のみなさん、応援してくださいね。