年末のギフトやお正月用に、綺麗に並べられる塩数の子。その作業が始まりました。
塩数の子の消費が落ち込んでいるのは、塩抜きをわざわざしなくてはならないなどの手間のかかるものとして、敬遠されている事があります。ただし、本当はそれだけの理由ではないのです。
数の子と聞くと、高いものというイメージがあると思います。確かに30年ほど前は「黄色いダイヤ」と呼ばれるほど、高価なものでした。そして、相場を操り、大もうけしようという者もいました。そんなことで、普通の消費者からは敬遠され、食べないご家庭が増えてきた事も原因ではないでしょうか。
さて、今はどうでしょう?どんどん値段は下がり、たらこやいくらなどの値段と変わらないようになりました。もちろん、いろいろな評価の方法があるので、すべてが安いというわけでもありませんが、昔に比べると格段に安くお手頃になっています。
年に一度くらいは、塩数の子を購入されて塩抜きして召し上がっていただくのはいかがでしょう?私たちも精一杯喜んでもらえるよう作っています。やっぱり面倒だと思う方は、味付け数の子等のいろんなバリエーションも出ていますので、ぜひ数の子を食べてみてください。