11日のニセコトレイルランの筋肉痛が終わったと思ったら、右足首の違和感。ちょっとやっちゃったかなと不安な気持ちを抱きつつ、23日秋分の日は美唄まで車を走らせ、ハーフマラソンの大会に出てきました。
美唄って、アイヌ語のピパオイから来ていたのですね。勉強になりました。意味は「カラス貝の多く棲む沼」を意味する「ピパ・オ・イ」pipa-o-i[カラス貝・多い・もの(沼)]から。
この大会は、公認ハーフの部。ハーフの部。10k、5k、3k、2kとありました。車いすの選手も一緒に走るのです。表彰は公認ハーフの男女別のみ。大会名がヘルシーですから、競技のためというより、楽しく汗を流しましょうという感じですね。
受付は、高校生たちだけでやっていて、なかなか好感持てます。控室はめちゃくちゃ立派な体育館。これなら、雨が降ってもOKです。開会式は、お偉いさんの椅子まで用意されていて、かなりかしこまっているなという印象。
レースは、10時に車いすの選手がまずスタート。今まで経験がないので、近くで見ることができました。テレビで見ていると、ビュンビュン高速で行くようなイメージでしたが、かなりきつそうでした。
10時5分に、マラソンの全種目同時スタートです。これは面白かったですね。子供たちと一緒にスタートするので、危ないかなとも感じましたが、それなりにバラけて走れるものです。
コースは田園のフラットなコース1本の折り返し。最初の1kで2kの人たちが折り返す。1.5kで3kの人たちが折り返す。2.5kで5kの人が折り返すといった感じ。5kでそれまで一緒に走っていた人たちが、半分いなくなったと思ったら、10kの人たちが折り返してしまったということです。
給水も子供たちがやってくれて、手渡しされるコップを受取ると、「やった、成功!」と声が聞こえてほほえましかったです。給水所は4か所。ゴミ箱が給水所から近かったので、きれいな道に捨てることができず、次の給水所で使い終わったコップを捨て、その間はずっと握って走っていました。
結果は1時間28分。なかなか28分切りができないなぁ。右足首痛は途中からやってきて、折り返しの時は、かなり負荷がかかって、不安になりました。けれども、北海道マラソンの教訓を生かし、最初に走れないと決めつけるなと言い聞かせ、走り通しました。なんとか、最後はスパートもかけることができて、一安心。
抽選は、ゴールした人が箱から自身で引きます。そこで当たらなかったら、外れ専用のクジをまた引いて、カラクジなし。クジの心理をついていて、なかなか楽しいものでした。私は2回とも外れで、美唄産野菜の詰合せをもらいました。美唄産野菜入りの豚汁もおばちゃんたちが頑張って作ってくれて、美味しかったです。
一日を楽しませてもらいました。美唄の温泉にゆっくり入って帰ってきました。北海道マラソンの完走メダルの作者、安田侃さんの出身でもあり、アルテピアッツァという自然調和型美術館もありますが、見るのはまたの機会ということで。私は足の回復に努めねば。