岩内町の真ん中は、高台になっています。住所も文字通り、「高台」。私が昔通っていたのは、高台小学校でした。そこは、八幡通と呼ばれ、街の真ん中を通る国道229号線と並行しています。
そこにガラス張りの部分をべニア板で隠すように、閉鎖している建物があります。 札幌法務局の岩内支局跡です。看板には、平成19年3月に閉鎖し、窓口業務は倶知安町にある支局で行う事になったと。
私たちがお世話になる仕事というのは、印鑑証明などで年に数回程度の事です。実際の業務に大きく影響するという程ではありませんが、存在していた事のことを考えると、寂しくなるものです。
都市部と地方の格差は、このような行政の統廃合も少なからず影響していると思います。人口が減り、医療や行政サービスが縮小。さらに人口流出。こんな負の連鎖を切るにはどうすればいいのでしょう。魅力のある町になればいいのです。
言うは易く、行うは難し。でも、一歩一歩できることから。