すでにいろんなところでお知らせがあるので、ご存知かもしれませんが、前岩内町長の岩城成治さん(78)が10月4日に亡くなりました。1983年に町長に就任し、5期20年間町長として在職されました。現職上岡町長と戦い、折しも8年前の町長選挙で敗れ、引退されました。
また、通称「きねや」と呼ばれる小林榮仁さん(80)も4日に亡くなられました。きねやさんは、町議会議員選挙に何度も立候補し、一度も当選したことはありませんでした。自転車に自分の名前をぶら下げながら選挙活動をするなど、ユニークな存在だったので、記憶に残っている人も多いと思います。
お二人を同時に話題にするのは、いかがなものかとも感じます。しかし、10月2日に町長選挙があったばかり。岩城前町長の功績には賛否両論があるものの、20年間岩内の為に尽くされた方。一方きねやさんは、町政にかかわりたくても出来なかった人。私には、政治の一つの時代の区切りと見えてしまいます。