このブログでは、ニシンで作った味噌状の調味料「にしんのおかげ」の話題が多いですが、弊社の本業は身欠にしん加工です。毎日身欠にしんと数の子を作っているのですが、今日はニシンの栄養成分について。
一般的なニシンに多く含まれる成分としてあげられるのが、ビタミンA、B2、D、E、カルシウム、鉄、DHA、EPA、セレンといったものです。ビタミンのお話は、たぶん皆さんの方が詳しいので、今回はDHAとEPAについて。
赤身の魚に比較的多いとされるDHAとEPA。その中でも、ニシンはその含有量が突出しています。DHAはドコサヘキサエン酸と呼ばれ、脳細胞を活性化させる機能をもっています。EPAはエイコサペンタエン酸と呼ばれ、血液凝固防止、コレステロール低下などの機能を持っています。
平たく言えば、DHAは頭が良くなるぞ、EPAは血液サラサラになるぞと言うことです。お子様には、ニシンを食べて頭がよくなる、お父様には、脳血栓の防止だよと言って食べさせるのです。
能書きよりも、食べて美味いのが一番ですね。美味くて、食べながらこんないい成分もニシンにはあるんだよとご家族にお勧めください。ということで、今夜のおかずは、一八のソフト身欠にしんですね。ご注文をお待ちしています。