赤い旗が立っていると、休校だったお話

 11月21日、冬将軍がやってきて、本格的な吹雪になりました。これぞ岩内の冬です。今までも、何度か雪が降ったりしましたが、ただ降ったというだけで、冬というよりは晩秋という表現が正しいような。視界が利かなくなるような吹雪になって初めて、「冬」だと実感します。

 さて、昔話をひとつ。私が小学校に通っていた当時、ちょっと先も見えなくなるような吹雪になると、学校に行く事も大変でした。背が低いので、頭は地面に近い。それだけ風で舞い上がる雪が顔にぶつかったり、ひどい時は息もできなくなるのです。

 風が強い岩内ならではの吹雪です。そんなひどい天気の時、街角の数か所に、赤い旗が立っている事があります。それが立っていると、学校は猛吹雪のため、臨時休校となります。見えた瞬間、嬉しくなっちゃうんです。私のところは、その旗は寺門商店という製麺店のお店の前に立ちました。

 そこまでたった100mなのですが、強い風で呼吸が出来ず、後ろ向きで歩いたり、横を向いたり。現在のように除雪が行き届いているわけではなかったので、危ないというのが理由だったのかもしれません。今はさすがにそんな事はないようです。私の子供たちが悪天候で臨時休校になった時は、前日に電話の連絡網で休校になると連絡が入りました。

 皆さんのところはどうでしたか? 反対に赤い旗が立っていると思いこんで、立っていなかったときは、がっかりして登校したものです。

赤い旗が立っていると、休校だったお話」への2件のフィードバック

  1. rikichan

    あぁ、そうでしたね~
    私は東小学校(今の中央小学校の向かい側にありましたね)に通学していましたので旗が立っていたのは何処だったかしら?(住んでいる地区は万代です)
    う~ん思い出せません

    吹雪の日は旗が立っていないかな~なんてちょっと期待しながら登校していました。

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    1. 北のお魚大使

      皆さん、子供の頃は期待してましたよね。
      いつ頃から旗はなくなったのでしょうか?
      思えば、かなりアナログ的な伝達方法ですが、風情があっていいものだと思います。

      返信

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