北海道新聞後志版では、3回連続で岩内支局の長谷川記者が、浜のかあさんたちとスケソについての話題を載せています。長谷川記者はどんどん縮小されているはえ縄漁を、なんとか記録として残しておきたいと常々言ってました。
先日は、はえ縄で使われるエサの仕掛けについて、書いていました。一本の長い紐に何本もの枝糸がついていて、その先には釣針があります。その釣針にエサのサンマをつけるのですが、縄を海中に入れるときに、ぐちゃぐちゃにならないようにするための素晴らしいテクニックがそこにあります。
その仕掛けを作るのは、浜のかあさんたちです。長谷川記者は真面目でおとなしいので、取材のとき浜のかあさんたちには絶好のいじられ役になったと想像できます。
岩内の浜は、こんなかあさんたちの技があったからこそ、成り立っています。弊社の女工さんも含め、岩内の女性は良く働きます。それゆえ、岩内町は昔、離婚率NO.1になった事もあるらしいです。しっかりしなきゃね、岩内の男ども。