今月の日曜日の話題は、マラソンを中断させていただいて、岩内町におけるスキーのお話を連載いたします。
岩内町にリフトがかかったスキー場がオープンしたのは、1980年です。私が高校を卒業し、浪人生活を送っていた年でした。写真は、例のごとく弊社事務所2階に眠っていた、最初のパンフレットです。
最初は、リフトが3本。第一リフトはペアで、第2、第3リフトはシングルでした。登山ルートと同じ西側尾根に沿ってにリフトがありまして、風がものすごく強く当たり、寒かった記憶があります。なんと、ナイター設備もあったのです。
初心者にとっては、最後に急斜面となって、大変なコースでした。一方、上級者にとっては、なだらかな斜面で、飽きてしまいます。翌年、左側の尾根に、シングルリフト3本ができました。こちらのコースは上級者も満足できる斜度を有していましたが、リフトが長く相変わらず、岩内特有の冷たい西風を受けて、寒い思いをしていました。
しかし、時代はバブルで「私をスキーに連れてって」の映画が大ヒットのスキーブーム。スキー場利用者は1990年までどんどん増えていきました。日本海を見下ろすロケーションも素晴らしく、吹雪でなければいいのにねぇ~と、スキーをする人はだれしも言っていました。
今日は、ここまでです。続きはまた来週日曜日のこの場所で。
パンフレットの地図をご覧ください。道央自動車道と札樽自動車道が繋がっていません。積丹半島も道が繋がっていません。航空会社は「東亜国内航空です。それだけとっても、このパンフレットはかなりのレアものでしょ。