懐かしい?会社のトラックの写真が出てきました。日付が昭和38年9月11日となっていますので、私よりも、1歳年下です。私の記憶では、定かではありませんが、ずいぶん乗り心地が悪かったような。
まだ街中はアスファルトではなく、ほとんどが砂利道でした。走っている車は乗用車は少なく、若い人にはわからないでしょうが、3輪車のトラックがありました。故障なんてしょっちゅう。エアコンなんてとんでもない。そんな時代でした。
その頃、町にはまだ荷物を運ぶのに、馬がいたのです。夏は荷台に車輪をつけて。冬はソリになって引いていました。弊社の近くにも馬を飼っていて、運搬作業をしていたところがあったのを覚えています。
さて写真のトラック。ドアには広告。文字は前から書くために右から左へ読む形。でも、電話番号の数字は、左から右へという変な書き方です。「自家用」と書いてありますが、昔は表示義務があったようです。カッコ悪いですよね。
このトラックが納車のときは、たぶん一大イベントだった事でしょうね。価格はわかりませんが、その分の働きは間違いなくしてくれた事と思います。この次の年に東京オリンピック。時代は高度経済成長へ。車社会へと急激に変化していきました。