雪庇落とし

 雪庇(せっぴ)という言葉をご存知でしょうか?雪国の人、登山をする人ならば、当然よく聞く言葉だと思います。吹雪等で屋根や尾根などから飛び出た雪の塊の事を言います。

 弊社工場の屋根にできた雪庇は、かなりの塊となり、下を歩く人にとっては、非常に危険なものとなります。そのまま放置しておくと、暖気の時に、突然落ちて、通行人に迷惑をかけたり、落ち具合によっては1階の窓を割ってしまう事もあります。

 ですから、ある程度の大きさになったら、こまめに落とす作業が必要になります。誰がやるかって?もちろん私です。屋根の上に登るのは、子供の頃から得意でしたし、屋根の雪がどのように落ちるかもよくわかっています。でも、そんな気持ちが事故を呼ぶことも承知しているので、慎重に作業をします。

 屋根の上は、普段見慣れない景色が広がり、なかなか気持ちのいいものです。写真は弊社工場の屋根の上です。海側(北)を撮りました。海の波も見えます。屋根の端の部分に出ていた雪庇を落としたあとです。慣れない人は、下をのぞくとビビりますよ。

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