節分の豆まき

 数年前まで北海道にはなかった節分の風習、「恵方巻」。今ではすっかりマスコミによって、その習慣を紹介されて写真のように、スーパーのチラシに海苔巻が掲載されるようになりました。

 さて、本来節分と言えば、豆まき。私が子供の頃に家でやってもらった豆まきをご紹介しましょう。乾燥した大豆を使います。父が全員そろった夜に、家の中で撒くときは、「ふくわーうち!」窓を開けて外に「おにわーそと!」と言いながら撒きます。

 子供たちはその豆を拾い集め、多く集めた者に、御褒美が用意されていました。また、大豆の中に、10円や50円を紙に包んだ物を混ぜておいて、それがいわゆる目玉になります。

 拾い終わったら、自分の年の数より一つ多い豆をフライパンで煎って食べます。このあたりが、家の風習によって違いがあることでしょう。最初から煎った豆をまくとか、衛生面を考えて、落花生にするなど。北海道では落花生が多いようです。もちろんスーパーの広告にも落花生が出ていますね。

 海苔巻、イワシ、おそば、など、節分にはこれを食べてというものが、たくさん増えているような気がします。昔は豆だけだったのに、今度は何が出てくるのだろう?皆さんの節分は鬼が出てきませんか?  

      

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