第48回全国水産物大手荷主・荷受取引懇談会

 一般社団法人北海道水産物荷主協会という組織が行っている懇談会が先週、札幌でありました。岩内からは、弊社の他に2社が加盟しています。

 懇談会は、今年は「食料危機が日本を襲う」と題して、マスコミでもよく出る、柴田明夫さんの講演を拝聴。その後一連の行事の後に、飲食しながらの懇親会へと移ります。ただ、近年は形骸化し、懇談会の意義を疑う人もいることは確かです。

 発足した48年前と言えば、全国的に市場を整備していった時代でもあります。国の指針により、地方都市では卸問屋が合併などして一つの卸会社を作り、それが市場となって集荷の機能を高めていきました。

 ですが、流通の仕組み、冷凍保管の改善などで、モノの動きが、市場経由ではなく、大手の流通業者などによる比率が年々高まるようになりました。

 世界の人口がこのまま増え続けると、日本は食糧難になってしまう。抜本的な食料資源対策を・・・・という講演内容でありました。確かにその通りだと思うのですが、果たして聞いていたどれだけの人が、危機感を持っているのでしょう。

 ちょっと真面目くさった文章になってしまって、ごめんなさい。

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