雷電の旧道

 岩内から西の海岸線に向かう道は大小のたくさんのトンネルが続いています。昔の道路は切り立った崖にそってくねくねと続いていて、よく落石やシケで波が上がるなどで通行止めになったりしていました。

 平成8年、積丹半島の反対側にある古平町の豊浜トンネル崩落事故によって、各地で海岸線の安全性が問われ、のちに長いトンネルが次々とできました。岩内の雷電海岸も小さな複数のトンネルを一気に長いトンネルに置き換えられました。

 ですが、景色を見ながらということができなくなってしまったのですね。まぁ、安全優先と考えれは仕方ありません。写真は、雷電温泉からすぐのところにある、旧道です。アスファルトはまだ残っていますが、大きな石が置いてあり、立ち入ることはできません。

 入るなと言われると、入りたくなるあなた、ダメよ。上からでかい岩が転げ落ちてきますよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です