平成24年5月9日付の日本経済新聞に弊社の記事が掲載されました。『築け 食の大国』という水曜日の特集欄です。残念ですが、北海道版ですので、道外の皆さまはご覧になれません。
日本産ニシンは脂分が少なく、身欠にしんに加工しても、おいしさでは外国産に劣るというのが一般的な見方です。その脂分が少ない事を逆にとらえ、発酵食品へ応用したのが、「にしんのおかげ」です。 “古くて新しいニシンという素材をうまく育て上げることが、地域振興にとって大きなカギを握る。” と記事では締めくくっています。
取材の裏話ですが、この記事の取材を受けたのは、3カ月前の事。本来なら2カ月前に掲載されるはずが、毎週水曜日の掲載予定になると違った記事が入り込んで、掲載が伸び伸びになっていました。
取材された I 記者は本州出身の方。ニシンと北海道の歴史的背景をあまり知らず、その辺りからの説明をしなくてはなりませんでした。いつも思うのですが、新聞記者の方って、おしゃべりが上手な方は少ないなと思います。別の言い方をすれば、だから文章を書くのが上手なのでしょうね。
I 記者は、この記事が北海道在住時代の最後の記事だったとのこと。4月1日から東京へ行ってしまったようです。掲載ありがとうございました。東京での活躍を期待しております。