シカが岩内町内に出没

 平成24年6月13日、岩内地方文化センター裏の雑草地に、警察を含めて何やらたくさんの人が集まっていました。あとで防災無線によって知ったのですが、町内にシカが出没したとのこと。

 北海道、特に道東方面では、シカの出没によって農作物が荒らされ、大きな被害が出ています。知床方面に行けば、人の数よりシカのほうが多いという冗談交じりの話は良く聞きます。

 そのシカが、とうとう岩内にも出てしまいました。早めに対策を取りたいでしょうが、被害が出てからでないと、動く事はできないというのが現状のようです。

 専門家から聞くと、早めに駆除しないと、あっという間に増えてしまうとのこと。雷電から寿都方面に向かう尻別川の河口付近の山には、すでに数十頭が生息しており、実際に被害も多発しているようです。

 海ではトドが漁師の網を引きちぎる被害、陸ではシカの農作物への被害が北海道にとって深刻な問題になっています。保護と駆除、人間の行為が招いた結果だと言われれば、その通りですが、事態は深刻です。

 写真は今回の岩内のシカ騒動とは関係ありません。私が一昨年道東で撮ったものです。

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