人口減少と子供の減少は、現在の日本の地方にとっては、必ずついてくる問題ですが、ここ岩内も例外ではなく、加速度的に減少は進んでいます。
子供の数が少なくなると、当然のことながら学校のクラスの数が減少し、東、中央、西と3つある学校はそれぞれの学年が1クラスになってしまっているところがほとんど。数年前から統合の問題が出ていました。
私が小学生だった40年ほど前は、東、高台、西、島野の4つの学校が統合され、今の3校になりました。その時は、立地場所も変わりました。当時も、統合に対していろいろな意見が出て、それらをまとめ、説得するのに大変だったと聞きます。
新聞には、2014年度から統合され、東小、西小の2校になり、今の中央小が廃止されると書かれています。このブログをいつも読んでくださっている岩内出身の皆さま、この統合のお話を聞いて、どのように感じられているでしょう?
いっぱちさん今日は、二校に統合なので寂しいね
高台小・一中・岩高と学校の近くに住んでいたので通学は楽で
ぎりぎりまでTV観て学校に行ってました
一中は途中から遠くなりましたが
人口減なのでしかたがないけどこれ以上減ってほしくないです
人口減少はどこまで進むのでしょう?
でも、岩内町はこのままでは決して廃れませんよ。
多くの立派な人間を育てた場所なんです。
素晴らしい町なのですから。
はじめまして
S62年の卒業生です。
中央小学校懐かしいです。バスケ大会や中央小学校祭りや校内テレビ放送や中央小でしか
やれないことが、いっぱいありました。生徒達が自分で企画したことは、先生達がいろいろな
制度と戦ってくれて実現させてくれました。上司にあたる先生を担任の先生が説得したり、
新しいことをやるのに校長先生とケンカしたりする姿を見て、大人を信頼することの意味や
仲間を信頼することの大切さをわかりました。
私は小学校卒業後、札幌そして東京へと出てしまいましたが、今ではちょっと後悔しています。
なぜ、もうちょっと岩内を大事にできなかったかと。
私達の頃は、子供達は外に巣立つべきだ、という考えが全盛でした。しかし、実際に岩内の生活環境は、札幌や東京よりも優れた所が多く、いつかは岩内に戻りたくなります。ただ、その時戻れるかどうかは、人それぞれです。田舎の子は大人になっても都会よりも田舎のほうがシックリきます。
一方、子供達が巣立っていった町や学校は、子供が戻ってこなければ住むものも通うものもなくなります。子供達が新しい子供達を増やさなければ、維持が難しくなります。岩内は優秀な子供達を札幌や東京にとられています。中央小学校出身の東大、一橋、慶應、早稲田、北大等の合格率は高くて、札幌の小学校を超えているのにもったいないです。
産業は人の集まるところにきます。人が増えないと町が豊かになりません。。。
というわけで、岩内に残らなかったことの後悔と中央小学校への讃歌を書きました。
まみいごさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。岩内を離れても、岩内に対する熱い思いが伝わる文章です。
中央小学校時代に、先生たちのやり取りを肌で感じたのですね。まみいごさんは、なかなかの「おませさん」だったようですね。
故郷への思いは、一度外に出てみないと、分からない部分があると思います。
都会に出て、初めて岩内の素晴らしさが分かる。私もその中の一人です。
私は実家がこの商売をしていたので、岩内に戻ってきましたが、今の岩内での就職は厳しいものがあります。
これは岩内だけでなく、日本の地方町村に言えることだと思います。
とはいえ、少しずつでも前に進んでいれば、いつかは・・という希望は捨てていません。
まみいごさん、岩内に残らなかった事を後悔はしないでください。
岩内から離れていても、岩内にできることはいくらでもありますよ。
今までの人生の経験を是非、岩内に役立たせてください。
岩内を巣だった人たちが、岩内を思い、岩内のために支える。
そんな郷土愛に包まれた岩内町だったら、魅力的な町になって、人だって集まってくると信じています。
これからも岩内への思いを、このブログを利用してつづってください。