先日7月29日の岩内港の夕方の風景です。波がほとんどない状態なので、凪(なぎ)ですが、凪の最上級をベタナギと言います。
波がなければ、水面は鏡の状態になり、夕日を綺麗に映し出します。何度も言いますが、写真ではなく本当の美しさは、やっぱり本物を見てくださいね。
いろんな場所で鏡沼なんて言葉を聞いた事はありませんか?風がない時は、水面が波立たず、鏡になるために、遠くにある山がさかさまに移ったりします。ですから、逆さ富士なんて言葉もよく聞きますね。
しかし、こんな凪を見ていると、真冬のあのシケの様子が嘘のようです。でも、季節が変われば、生き物のようになった海も登場します。せっかくの風景です。ふと立ち止まって夕日を眺める時間も必要かななんて、思ってしまいました。