水銀灯がついた頃の話

 弊社の前にある、南北に延びる道路。ここにある街灯は水銀灯と呼ばれるものです。設置されたのは、私がまだ小学校低学年の頃。という事は、40年前頃。

 町ではまだ主要な道路しか舗装がされていませんでした。弊社の前の道路は比較的早くに舗装されたのですが、そこにかなり明るい水銀灯が設置されました。今でこそ、その明るさは際立ったものではないのですが、当時としては、周りが暗い分、明るく感じました。

 明るく感じたのは、何も私たち人間だけでなく、昆虫が一番敏感に反応し、蛾はもちろん、コオロギやオケラ、たまにはクワガタなども光の下に集まってきました。それを私たち子供が夜に採って遊んでいました。

 数本ある水銀灯の下を数人で、順番に虫を捕まえて、いなくなると次の水銀灯へと移動。端まで行って折り返すと、また昆虫が出てきているといった感じです。そんな遊びが出来たのも数年だけでした。どんどん街灯が増えるにつれて昆虫の出没は減ってしまいました。

 みなさんも、そんな子供の頃の経験、ありませんか?

水銀灯がついた頃の話」への2件のフィードバック

  1. 山川貴子

    ありますよ。昆虫採集。
    水銀灯なのかよくわかりませんが外灯のまわり虫たちが群がっていましたね。
    夜はあまり捕まえなかったかもしれませんが、昼間はクワガタ、バッタ、蝶や蝉は追っかけまわしていました。
    かえるの卵や蟻を捕まえて家で飼っていた事もあります。
    今思えば女の子のする遊びではなかったのかもしれませんが、近所には男の子が多かったのでそんなことばかりしていたのでしょう。

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    1. 北のお魚大使

      昆虫捕まえるもので、買うものではありませんよね。
      私たちのような、こんな思い出を持っているのは、幸せだと思います。
      山川さんは、カエルの卵まで持ってきて、家でふ化しました?
      寒天のようなにゅるにゅるの中に黒いモノが・・・
      アクティブ少女さんだったのですね。その行動力が海外へ行かせたのでしょうか?

      返信

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