岩内海産商協同組合という組織に弊社は所属しています。いわゆる水産加工品の製造販売などをしている会社の組合です。先日、その組合の総会がありました。北海道ではかなり古いとされる56回目です。
20年ほど前にはこの組合に所属していた会社は50数件あったのですが、残念ながら今は20企業だけになってしまいました。その上、従業員を雇用して加工業を営んでいるのは10数企業だけです。
昔は、前浜で魚がたくさん獲れ、それを原料にいろんな商売が成り立っていました。漁師さんが潤えば、町の飲み屋や商店は繁盛しました。大漁で魚価が下がれば加工原料として加工屋さんが商売になりました。
それでも今残っている加工屋さんたちは、いろんな努力をして生き残っている人たちです。依然として厳しい環境は続きますが、業界がまた盛り上がれるよう、努力を一歩一歩ですね。
なぜか昭和に流行った演歌が脳裏に浮かんできました。
努力を一歩一歩ですね。恥ずかしながら私にはまだ大きな課題です。
山川さんはキリギリスなのですか?
アリからしてみると、大きなジャンプができるキリギリスはうらやましいですけどね。