岩内高校の強歩遠足

 岩内高校(通称:がんこう)の面白いイベントをご紹介しましょう。強歩(きょうほ)遠足です。名前がいいですね。普通、「きょうほ」と言えば、競歩なのですが、強い歩みと書いて、「きょうほ」です。

 全学年がニセコの山に向かって神仙沼の駐車場まで歩き、または走り、岩内高校まで帰ってくるというもの。距離片道17km。往復34km。標高差700m。パノラマラインを通ったことがある方はおわかりでしょうが、かなりの坂を登らねばならないのが難所でしょう。

 体を使う事が嫌いな子にとっては、しんどい行事でしょう。とはいえ、速い子もそうでない子もそれぞれのペースで、体力限界まで頑張る姿はいいものですね。青空の下で延々と長く伸びる舗装道路。曲がっても曲がってもまだ神仙沼までは遠く、足の筋肉が張ってくる。仲間と走り、歩いた1日、きっと卒業後も忘れられない思い出になることでしょう。

 私たちの世代は、この行事はありませんでした。今年で29回目という事ですから、私が卒業後数年してから始まった行事ですね。私の息子も岩高生なので、前日に強歩遠足対策を箇条書きにして渡したら、鼻で笑われてしまいました。マラソンのような緻密なペース配分など、若者にはどうでもいいことでした。ちょっとうらやましいなぁ~。 

岩内高校の強歩遠足」への4件のフィードバック

  1. rikichan

    私の年代も同じくありませんでした
    息子の時代はもちろんあって、陸上部の生徒さんがトップで戻って来たと聞きました。
    息子はラグビー部でしたがのんびり歩いていたのではないでしょうか(笑)

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    1. 北のお魚大使

      rikichanさん、今までで一番速く戻った子のタイムってどれくらいなのでしょうね?
      ちよっと競ってみたいな~なんて、思ってしまいました。
      オヤジは出る幕ないと言われるでしょうがね。

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  2. 山川貴子

    私のときもマラソン大会くらいしかなかったですね。
    実は常に短距離の私にはマラソンが大の苦手でした。って今もですけど。
    ですから強歩遠足がまだ始まっていなくてラッキーだったのでしょうか?
    今だったらのんびりとマイペースで完走してみたいという気持ちもありますが。

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    1. 北のお魚大使

      山川さんの筋肉はヒラメ筋なんですね。私はマグロ筋です。
      ラッキーだったといえば、プール授業が私の次の学年から始まりました。
      岩高にプールができる前に卒業できて、ラッキーでした。

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